詳細なランキングは次ページ以降に掲載。
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インフレ時代の高配当株選びは
配当が“減らない”だけでは不十分!

 高配当株への投資で失敗しないために、重要なポイントが“減配リスクが小さい”こと。過去の配当実績をチェックし、減配回数が少ないものを選びたい。

 しかし実のところ、インフレ時代にはそれだけでは不十分だ。もう一つ、重要なポイントがある。それは、配当が“増える”こと。減配がなくても、配当額が横ばいのままだとインフレに負けてしまうからだ。

 企業の側でも、“増配”への意識が強まっている。かつては“安定配当”を重視し、一定の配当額を維持していた銘柄でも、この数年で増配姿勢に舵を切っていることが多い。背景には、株主還元を重視する潮流と、資本効率の改善、つまりため込み過ぎの資金を有効活用せよという、東証や機関投資家からのプレッシャーがある。

 そこで、「人気の株500銘柄」を元に、配当が大きく増えている銘柄を抽出! 「配当の成長度」が大きい順にランキングで紹介する。

 ランキングは以下の条件を満たす銘柄を対象としている。

(1)直近5年で1株配当が1.5倍以上に成長

 単純に考えると、1株配当が年に約10%以上成長している計算だ。これなら、インフレを補って余りある。今期の会社予想と5期前の実績との比較。

(2)配当利回りが2.5%以上

 配当成長度が大きくても、利回りが低すぎては配当狙いの投資対象としにくい。長期金利が3%台に到達している今、配当利回りが2.5%だと少々物足りない気もするが、(1)のペースで配当が増えていけば、今後の高利回りが期待できる。

(3)直近5年で減配がない

 一時的な高配当ではなく、“安定的に配当が増えている”ことが重要だ。従って、今期の会社予想を含む直近5期で減配がある銘柄は除外。また、今期が特別配当で大幅増配の銘柄も除外している。

(4)アナリストの投資判断が「中立」以上

「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階評価で、「弱気」「売り」の銘柄は除外。業績が良好でなければ安定増配は実現できないため、そもそも(1)~(3)を満たす銘柄で該当するものはわずかだった(「売り」は該当なし)。

それでは、次ページから、「配当成長が大きい高配当ランキング」、さらにその中から、「特に注目の6銘柄」を見ていこう。