派遣社員、国会議員、タレントと、不安定な道を歩む中で投資の必要性に気づいた杉村太蔵さん。前編に続く後編では、杉村さんが「誰にも負けない」と自負する株式投資の「勝ちパターン」に迫る。カギを握るのは、国の意思が示される「骨太の方針」。国策に乗る成長株の見つけ方と「投資は究極の推し活」と語る理由を聞いた! (渡辺賢一)
国政にかかわって
官民一体の構図に気付く
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杉村太蔵さん
1979年8月13日、北海道旭川市出身。2004年3月筑波大学中退。派遣社員から外資系証券会社勤務を経て、2005年9月衆議院議員総選挙当選。現在、テレビ・ラジオ・雑誌などメディアで活動する一方、派遣社員から国会議員、落選して無職からタレントに転身という自身の経験を交えながら「政治・経済」をテーマに語る講演活動を全国で行う。
──先ほど、外資系証券の株式調査部で銘柄分析のイロハを教わったと聞きましたが、それが勝ちパターンに影響しているのでしょうか?
もちろん、それも大きいですね。加えて、私には1期4年の国会議員経験があり、その後も政治評論家として、日本の経済政策を研究し続けてきた経験があります。おかげで、ミクロ経済(銘柄分析)とマクロ経済(政策分析)の両面から、先行きを見通せる力が身に付きました。
国政に携わって実感したのは、日本経済が良くも悪くも「官民一体型」で動いているということです。国が特定の産業や技術を重点分野として掲げ、その方針に沿って企業が投資を拡大し、成長していく──そうした構図がはっきりと存在しています。
だからこそ、政策の方向性をいち早く読み取り、その恩恵を受ける「政策関連株」をポートフォリオに組み入れながら全体を組み替えていく。これが、私の基本的な勝ちパターンなのです。