投資初心者の定番となったインデックス型投信。しかし、いざ選ぼうとすると「これだけでいいの?」「成績はどこを見ればいい?」と迷いは尽きない。人気や実績があり、一見すると安心できそうな投信にも見落としがちなポイントはある。納得して選ぶためのヒントを気になる疑問から探っていこう。(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンド・ザイ」2024年1月号の「新NISAスタート直前のいま知っておきたい!みんなが気になる!投資信託のギモン27」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

人気のインデックス型投信
これだけ買えば大丈夫?

 楽天証券資産づくり研究所副所長の篠田尚子さんは、「投資の最初の一歩としてインデックス型投信を選ぶのはいい」。例えば新NISAのつみたて投資枠は「あまり深く考えずインデックス型の積立でいい」という。

一方で、好成績のアクティブ型を選ぶことができれば、指数を上回るリターンを狙えるのも確か。見極めは難しいが、年齢が若ければ失敗してもリカバリーしやすい。
 
 「40代以降はまとまったお金を使う機会が増えるので本来はリスクを減らしていくべきだが、逆にその年代からリスクを取りすぎる人も多い。若いうちこそ、後に引き出せるお金を増やすチャレンジを」(篠田さん)。

全世界株投信は
「除く日本」でもOK?

 「インデックス型投信はカバーする範囲が広いものを選ぶのがセオリー。わざわざ日本を除く必要はない」と篠田さん。「全世界株」という地域分散の効いた投信を選ぶなら、あえて一地域のリターンを放棄する意義は小さいと語る。
 
 日本を含む全世界株投信の例として「eMAXIS Slim 全世界株式」の地域別構成比率を見ると、日本はアメリカに次ぐ2位だが、比率は5%。「除く日本」の投信と成績はほぼ変わらないのだ。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の地域別構成比率を示した図。2023年3月末時点では、アメリカが64%、ついで日本が5%だ。
※eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を参考にザイ編集部が作成(2024年9月末時点)
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