海外の金ETF一本に投資する運用は国際金価格に連動し、流動性の面などで有利だ。運用方法もシンプルであるが、投信の信託報酬は必ずしも低くない。一方、複数の金ETFに分散投資する手法は、需給による価格乖離やETFの調達トラブルといったリスクを軽減する。配分を比較して、自ら選べる利点がある。(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンド・ザイ」2025年8月号の「金は投信で税金ゼロで買え!」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

運用がシンプル! 
金の海外ETF1本で運用

 海外の時価総額が数兆円規模の金に投資するETF1本に投資するタイプが注目されている。時価総額が巨大な海外ETFは流動性も高く、取引コストも安い。ただ、その1本に投資する投資信託の信託報酬が必ずしも低いわけではない。1本に投資するので運用がわかりやすいのがメリット。

 代表的なETFは、米国籍の「iシェアーズ ゴールド トラスト」とアイルランド籍の「iシェアーズ フィジカル ゴールドETC」。両方とも欧米で実際に金を購入し保管しているため、安心感もある。基準価額は国際価格に連動する。

2013年設定で10年以上の実績あり!
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 iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド/ブラックロックは世界最大級の運用会社ブラックロックが運用する金ETFの「iシェアーズ ゴールド トラスト」1本に投資。2013年設定で10年以上の実績がある。都銀ではみずほ銀行で買えるが、取り扱いはインターネットバンキングの申込みのみ。

iシェアーズ ゴールドと同じ投資先
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 SMTゴールドインデックス・オープン/三井住友トラストは「iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド」と同様に「iシェアーズ ゴールド トラスト」に投資。

 ETFは実際に金を購入し保管。金の代表的な国際価格であるロンドン市場の金価格に連動する。3本の中では信託報酬が高め。

最も低コストな金投信を実現!
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 サクっと純金[SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド]/SBIはインデックスファンド「サクっと」シリーズの金投信。低コストで金へ投資できることをコンセプトに2023年に設定。

 実際、コストは0.184%程度と金投信の中で最も安い。投資先は「iシェアーズ フィジカル ゴールドETC」。