手間いらずで分散投資できるバランス型投信の中から、今回は一歩進んだ効率的な投資を目指す人向けの3本に注目。プロが選んだのは、オルカンだけではカバーしにくい金やリート、新興国まで投資先を広げたタイプ。暴落への備えを固めつつ、成長機会も逃したくない人は要チェックだ。その実力をさっそく見ていこう!(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンド・ザイ」2026年7月号の「手間いらずで分散投資 暴落が怖い人&初めの1本に最適! まるごとおまかせ投信のススメ バランス型投資信託ベスト6」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

「金」を組み入れた
バランス型に注目!

 この記事で紹介するのは、「投資先の分散強化」に向く3本。バランス型は「今の時代に合っているものを選ぶことが重要」(ファンドアナリストの篠田尚子さん)だが、その点でプロ3人が特に重視するのは金の組み入れだ。

 「最近は、金を持たないことがむしろリスクというところもあります」(松井証券の海老澤界さん)「あらかじめ金が組み入れられたバランス型なら、配分の比率などを考える手間を省き、効率的な資産分散ができます」(篠田さん)

 ポラリスとグローバル経済コアが、その代表格としてプロのおすすめに。まずはポラリスから紹介しよう。

 ポラリスは金を多めに組み入れたい人向きのファンドだ。5年間の成績は今回紹介したファンドの中で最も高い。

ポラリス[ピクテ・ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド]/ピクテ

オルカンに足りない部分を補う3本のうちの1本「ポラリス」について説明する図。基準価額、純資産、信託報酬、成績が記載。プロの視点も書いてあり「金が入るタイプの代表格!株や債券の内容も手堅い」との見解が示してある。投資割合を示した円グラフがある。
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[プロの視点]
「株や債券では異なるタイプに分散投資して、リスクを抑えている。投資先は海外が100%だが、そのうち58%に為替ヘッジをかけており、為替リスクも抑制。日本は入っていないため、日本株をメインで運用している人向き」(SBI証券の川上雅人さん)。「4資産均等型では物足りない人は、最初から金にも投資できるバランス型が選択肢に。その代表的な投信で、内容が分かりやすく成績もいい」(篠田さん)。

[運用の特徴]
世界の株・債券のほか、金、リートにも投資。投資先の配分変更は、原則毎月行う。2026年3月末時点では株、債券、金(為替ヘッジなし)がそれぞれ約3割を占める。株は、新興国を含む世界の高配当株と、世界的な競争力を持つ優良企業に投資。債券は、先進国の国債、米ドル建の新興国債券など種類が多彩。為替ヘッジなしの海外投資比率は約4割。金は、状況に応じて為替ヘッジ型にも投資する。

[NISA]
成長投資枠