手間いらずで分散投資できるバランス型投信の中から、今回は一歩進んだ効率的な投資を目指す人向けの3本に注目。プロが選んだのは、オルカンだけではカバーしにくい金やリート、新興国まで投資先を広げたタイプ。暴落への備えを固めつつ、成長機会も逃したくない人は要チェックだ。その実力をさっそく見ていこう!(ダイヤモンドZAi編集部)
「金」を組み入れた
バランス型に注目!
この記事で紹介するのは、「投資先の分散強化」に向く3本。バランス型は「今の時代に合っているものを選ぶことが重要」(ファンドアナリストの篠田尚子さん)だが、その点でプロ3人が特に重視するのは金の組み入れだ。
「最近は、金を持たないことがむしろリスクというところもあります」(松井証券の海老澤界さん)「あらかじめ金が組み入れられたバランス型なら、配分の比率などを考える手間を省き、効率的な資産分散ができます」(篠田さん)
ポラリスとグローバル経済コアが、その代表格としてプロのおすすめに。まずはポラリスから紹介しよう。
ポラリスは金を多めに組み入れたい人向きのファンドだ。5年間の成績は今回紹介したファンド*の中で最も高い。
ポラリス[ピクテ・ゴールデン・リスクプレミアム・ファンド]/ピクテ
[プロの視点]
「株や債券では異なるタイプに分散投資して、リスクを抑えている。投資先は海外が100%だが、そのうち58%に為替ヘッジをかけており、為替リスクも抑制。日本は入っていないため、日本株をメインで運用している人向き」(SBI証券の川上雅人さん)。「4資産均等型では物足りない人は、最初から金にも投資できるバランス型が選択肢に。その代表的な投信で、内容が分かりやすく成績もいい」(篠田さん)。
[運用の特徴]
世界の株・債券のほか、金、リートにも投資。投資先の配分変更は、原則毎月行う。2026年3月末時点では株、債券、金(為替ヘッジなし)がそれぞれ約3割を占める。株は、新興国を含む世界の高配当株と、世界的な競争力を持つ優良企業に投資。債券は、先進国の国債、米ドル建の新興国債券など種類が多彩。為替ヘッジなしの海外投資比率は約4割。金は、状況に応じて為替ヘッジ型にも投資する。
[NISA]
成長投資枠