チャート分析は移動平均線、出来高、トレンドライン、チャートを基本とした4つのツールで買いサインを見つけられる。日足・週足・月足を使い分けよう。長期保有したい銘柄の候補は、月足で探せる。移動平均線や出来高をまずはチェック。続けてチャートの形やトレンドラインを客観的に判断すれば、上昇トレンドが予測できるはずだ。(ダイヤモンドZAi編集部)
「買いサイン」を見つけるのは簡単!
4つのツールを使えばOK!
チャート分析というと「高度なテクニックが必要なのでは?」と思うかもしれないが、心配無用。今回使うのは4つのツールだけだ!
どんな株価チャートにも載っている「移動平均線」や「出来高」をまずチェックしよう。そして、チャートに「トレンドライン」を書き込んだり、トレンドラインを引きながら特徴的な「チャートの形」を見つけたりすることで、株価の次の動きを予測できる。
「個人投資家はどうしてもメンタルに左右されて買い時や売り時を逃しがちですが、チャート分析をすれば客観的に売買の判断ができるようになります」(インベストラスト代表取締役・福永博之さん)
チャートを見てセオリー通りに判断すれば、“高値掴み”や“塩漬け”による損失も減らすことができる。攻めと守りの両面でチャートは活躍するのだ。この4つがわかれば買いサインが掴める!
(1)移動平均線
株価チャートには必ずと言っていいほど載っている移動平均線。一定期間の株価の平均値をつないでいるため、株価の動きよりも長いスパンでのトレンドを把握できる。期間の異なる複数の移動平均線を見比べることでトレンドの転換点も見えやすくなる。
(2)出来高(できだか)
売買高ともいう。その株が売買された取引量を表す。日足ならその日、週足ならその週、月足ならその月に売買が成立した株数を指す。投資家からの人気度がわかる指標だ。
出来高が大きい株は、売る側と買う側の双方の希望者が多いということなので、取引が活発な注目度が高い株といえる。
(3)トレンドライン
株価チャートの山になっている高値同士、あるいは谷になっている安値同士を結んだ線がトレンドライン。あらかじめ載っているわけではないので自分で引いてみよう。この線を引くことで株価の動きの法則性が浮かび上がり、次の高値や安値を予測できる。
(4)チャートの形
上記画像のようなチャートのM字形はダブルトップといい、株価上昇が止まり下落が始まるサインだ。このように、株価のトレンド転換の前触れとなる典型的なチャートの形がいくつかある。次の株価の動きを予測する重要な手掛かりになるので要チェックだ。特徴的な形を見つけよう!