ドル/円は協調介入後も、中長期の円安基調が継続中だ。13週線を上抜ければ、約40年ぶりの164円台が視野に入る。一方、このまま155円を割ると、152円までの円高余地がある。対してユーロ/円は179〜188円のレンジで推移。長期的に円安基調を維持する予測だ。上放れなら、190円。下放れなら175円が節目となる。(ダイヤモンドZAi編集部)
ドル/円の予測
中長期の円安基調は不変、164円台も視野に入る
宇栄原宗平さん
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。「外為どっとコム 公式FX初心者ch」(YouTube)でドル/円を中心に相場分析を発信中。https://www.youTube.com/@gaitamesk_com
日米の協調介入から1カ月。ドル/円は再び円安方向に動き出すが、ユーロ/円はやや停滞。
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ドル/円は、7月の為替介入で円高方向に動きました。しかし、5月の円高時と同水準の155円台前半で踏み止まり、その後、1カ月程度で160円を回復する展開になりました。
現状のレートは13週移動平均線が上値を抑える形で伸び悩んでいます。ただ、26・52週線が上向きを維持していることから、円安基調は継続中と判断できます。
再び13週線を上抜けるようなら、約40年ぶりの円安水準である164円が意識される展開に。そこも突破すれば心理的節目の165円が視野に入ります。
一方、このまま円高基調が続くと、三尊天井*が形成される事態が想定されます。その場合のネックラインである155円を下抜けると、152円まで円高余地が広がることになります。
12・36カ月線が上向きを維持。中長期的な円安基調に変化はない。同線が下値支持として意識されると、7月の高値163.99円を視野に入れた展開が続きそう。
*為替チャートの場合、円安から円高への転換を示すシグナル。ネックラインは、その過程で現れる、2つの円高水準を結んだ線。ここを下抜けると、円高への本格的な転換となる。