半導体やデータセンターの次に注目したいのが、ロボット、工作機械を動かす「フィジカルAI」だ。ファナックやDMG森精機、ソフトバンクグループなど関連企業の存在感が高まる一方、味の素や精工技研など、既存技術をAI需要につなげて業績を伸ばす企業も続々。成長株の実力を、事業内容と最新業績の両面から見極める。(ダイヤモンドZAi編集部)

 「ダイヤモンドZAi」2026年9月号の「日本のAI・半導体の本命株34」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

半導体の次はロボット・工作機械
「フィジカルAI」関連株に注目!

 AI特需は、データセンターや半導体だけではない。ロボットや工作機械など現実世界を動かす「フィジカルAI」にも広がっている。

 まず注目したいのは、エヌビディアとの連携で脚光を浴びる産業用ロボットメーカーのファナックだ。

 生成AIの指示をロボットが正確に実行するには、同社が長年磨いてきた精密制御技術が欠かせない。

産業用ロボット大手ファナックの株価、配当利回り、売上高、営業利益、当期利益などの株式情報が記載されている。フィジカルAIや海外需要の拡大に注目し、直近四半期は増収率10.6%、増益率15.9%。
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 また、工作機械のDMG森精機もフィジカルAI関連株だ。航空、防衛、宇宙、発電、データセンター関連など成長分野の精密加工を支える。

 受注も過去最高で、通期予想を上方修正するなど業績は絶好調だ。

工作機械大手DMG森精機の株価、配当利回り、売上高、営業利益、当期利益などの株式情報が記載されている。航空・宇宙・データセンター向け需要とAI活用が成長材料で、増収率18.9%、増益率88.1%。
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 ソフトバンクグループもフィジカルAI関連企業などに戦略的に投資する注目企業だ。

ソフトバンクグループの株価、配当利回り、売上高、営業利益、当期利益など株式情報が記載されている。ArmやOpenAIなどへの幅広いAI投資を強みとし、直近四半期は増収率7.1%、増益率353.2%(経常利益)。
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 傘下に半導体設計会社の英アームを持ち、米オープンAI社など世界のAI企業にも出資。AI半導体、生成AI、ロボットをまとめて取り込む存在感は大きい。