日経平均は13週線が下向き、上値を抑えられた。このまま26週線を割込むと、2026年7月の安値を下抜き、5万5000円台の52週線接近も懸念される。一方、グロース指数は3本の移動平均線を上回り、上昇トレンド回復の兆しだ。26週線を維持するなら本格上昇も期待されるが、変動が大きく、再下落には要注意。(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンドZAi」2026年11月号「毎月行う定点観測 3カ月先を読む! 日本株の透視図」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

日経平均の予測 
26週線を割込めば、5万5000円台も!

教えてくれたのはインベストラスト代表取締役の福永博之さん!
撮影=山本祐之
インベストラスト代表取締役・福永博之さん
国際テクニカルアナリスト連盟・国際検定テクニカルアナリスト。毎月の初回に会員向けセミナーを開催。アイトラスト会員募集中(www.itrust.co.jp)。『株式手帳2026年版』が好評発売中!

 2026年9月に入っても、日経平均株価は13週線を下回っています。13週線自体も下向きに変化しており、上値が抑えられています。加えて、前週の安値を一時下回り、下落基調になっています。

日経平均の週足チャート
8月中盤に13週線が下向きに変化。上値を抑える展開が続きそうだ。株価を下支えしてきた13週線が上値抵抗に変化。株価が26週線を割込むと、本格的な下落基調に。
※チャートは2026年9月3日11時30分時点。
拡大画像表示

 株価が、上向きを維持している26週線上で下げ止まるかが、今後の注目点です。26週線上で下げ止まれば13週線を上回ることが期待され、7万円に再接近したり、7万円台になることが視野に入ります。

 一方で、上値が13週線に抑えられた状態が続くと、株価は26週線を下回り、7月の安値(6万448円)を下回る可能性があります。

 特に、株価が26週線を下回って戻せなくなると、13週線が26週線を下回るデッドクロスが発生。5万5000円近辺の52週線に接近することが考えられます。

日経平均の月足チャートは12カ月線を割込んだら要注意
拡大画像表示

 日経平均株価は12カ月線上を維持し、長期の上昇トレンドが継続中。このまま12カ月線上を維持できれば反発期待が高まる。ただ、割込んで戻せなくなった場合は要注意。