第1四半期決算を終え、業績の好調さや上方修正への期待が鮮明になってきた銘柄もある。そこで、個人投資家に人気の500銘柄を「進捗率」「アナリスト予想」「高配当」「購入額5万円未満」「割安度」の5つの視点でランキング。「買い」「強気」判断の銘柄から、今チェックしたい有望株を紹介する!(ダイヤモンドZAi編集部)

 「ダイヤモンドZAi」2026年11月号の「買っていい×買ってはいけないをズバリ判定!2026秋 人気の株500+Jリート14 激辛診断」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

進捗率とアナリスト予想に注目
上方修正期待の株を狙う!

 3月期決算企業の第1四半期決算が出揃った。中東情勢の影響を織り込み、期初は慎重な計画が多く見られた。

 しかし、円安効果や堅調な国内消費を受けて、通期計画を上方修正した企業も少なくない。好調な企業を探していこう。

 ランキング(1)では、2~3月期決算企業を対象に、通期の売上計画に対する第1四半期の進捗率が高い株をランキングした。

ランキング(1)

好スタートを決めた企業はココ!
第1四半期の
進捗率が高い株15
中東問題がプラスに働く海運や
内需関連の銘柄が上位に!
第1四半期の進捗率が高い株15
順位 銘柄名
(コード・市場・最低購入額)
今期
進捗率
投資
判断
1
商船三井
(9104・東P)70万円
32.8
2
アステラス製薬
(4503・東P)24万円
28.9
3
TDK
(6762・東P)29万円
28.7
4
ユニチカ
(3103・東S)14万円
28.7
5
ワークマン
(7564・東S)60万円
28.3
6
西武ホールディングス
(9024・東P)34万円
27.6
7
日本取引所グループ
(8697・東P)21万円
27.1
8
第一ライフグループ
(8750・東P)18万円
27.1
9
アニコム
ホールディングス
(8715・東P)11万円
27.0
10
VT
ホールディングス
(7593・東P)5万円
27.0
11
川崎汽船
(9107・東P)33万円
26.8
12
阪急阪神
ホールディングス
(9042・東P)46万円
26.8
13
ローム
(6963・東P)47万円
26.6
14
西松屋チェーン
(7545・東P)20万円
26.6
15
かんぽ生命保険
(7181・東P)17万円
26.6
※2〜3月期決算企業が対象。

 1位の商船三井は約33%の高進捗。ホルムズ海峡の封鎖により船の運賃が上昇し、業績が押し上げられている。11位の川崎汽船も同様だ。

 3位のTDKや13位のロームはAIサーバー向けの電子部品が好調だ。

 ランキング(2)は、アナリストが強気の株。アナリストが予想する営業利益の平均が、会社計画をどれだけ上回っているかに注目した。

ランキング(2)

1位は会社計画の8倍超の予想!
アナリストが
強気の株15
今期業績はもっといけるはず
上方修正の期待が高まる!
アナリストが強気の株15
順位 銘柄名
(コード・市場・最低購入額)
強気度 投資
判断
1
ネクセラファーマ
(4565・東P)12万円
747
2
ペプチドリーム
(4587・東P)11万円
215
3
さくらインターネット
(3778・東P)36万円
88
4
ローム
(6963・東P)47万円
50
5
アルバック
(6728・東P)71万円
29
6
ブシロード
(7803・東G)4万円
29
7
MIXI
(2121・東P)37万円
23
8
住友ファーマ
(4506・東P)16万円
21
9
セイコーグループ
(8050・東P)107万円
21
10
石油資源開発
(1662・東P)19万円
20
11
北海道電力
(9509・東P)11万円
20
12
東洋紡
(3101・東P)17万円
20
13
コナミグループ
(9766・東P)217万円
19
14
名村造船所
(7014・東S)45万円
19
15
ホンダ
(7267・東P)17万円
19
※赤字予想の企業を除く。

 この上ブレ幅が大きいほど会社計画は慎重で、今後の上方修正が期待できる。

 1位のネクセラファーマと2位のペプチドリームは創薬ベンチャー。どちらも今期は営業利益が黒字転換する計画で、注目が集まる。

 さくらインターネットやセイコーグループ、石油資源開発、ホンダは第1四半期で早々に通期計画を引き上げたが、アナリストは引き続き強気の見通しだ。