決算で好スタートを切ったのに、会社計画はまだ据え置き――。そんな銘柄こそ、次の上方修正で株価が跳ねる余地を秘めている。第1四半期の営業利益進捗率が前年を上回り、業績の勢いが際立つ8銘柄をプロが厳選。半導体、AI、ゲーム、防衛など追い風を受ける「上方修正候補」を先回りして狙う!(ダイヤモンドZAi編集部)
上方修正を先回り!
好決算8銘柄で株価上昇を狙え
まずは、第1四半期に好発進を決めた株を紹介しよう。アナリストが注目したのは、第1四半期時点の営業利益の進捗率(対通期計画)が前年を上回った8銘柄。
業績に勢いがある一方で、企業の慎重な姿勢により通期計画は据え置きに。第2四半期以降の上方修正が狙える株だ。
AI需要の拡大の恩恵を受ける企業の好業績が目立つなか、ここからはプロが選ぶ「第1四半期が好発進の株8銘柄」を見ていこう!
半導体産業向けの売上が絶好調!
日本酸素ホールディングス
まずは、産業ガスの国内シェアトップ、日本酸素ホールディングスだ。主力の産業ガスが半導体の製造現場で使用されており、売上が伸びている。
AI需要が追い風の隠れ関連株で、第1四半期の営業利益は前年同期比42%増。通期計画への進捗率は30%と前年同期の23%を上回った。
米国を中心に産業ガスの出荷増や価格転嫁が利益を押し上げており、AI向け半導体需要の拡大が続けば、今後の上方修正にも期待がかかる。
半導体関連の受注が大幅増に
大同特殊鋼
大同特殊鋼は半導体製造装置向けの特殊鋼が好調。AIの恩恵を間接的に受けるツルハシ銘柄だ。
主力の自動車向けの需要が低迷している中でも好業績を達成した。自動車市況の回復で一層の業績拡大が期待される。
第1四半期の営業利益は前年同期比51%増で、通期計画への進捗率も約33%と好調だ。