60歳以上のザイ読者を対象に、老後のお金に関するアンケートを実施した! なんと回答人数は1039人。多くの回答から、年金と家計のリアルに迫っていく。 60歳以上を対象にした他の調査では年金の受給開始は「変更なし」が最多であり、繰上げ受給を選ぶ方も多い。さて、ザイ読者はどのように年金と向き合っているのだろうか。(ダイヤモンドZAi編集部)
1000人以上の回答から、年金と家計のリアルに迫る!
年金の受給は繰上げすべきか、それとも繰下げすべき?
60歳以上のザイ読者を対象に老後のお金に関するアンケートを実施した! 1000人以上の回答から、年金と家計のリアルに迫る!
※ダイヤモンドZAi無料会員を対象にWebアンケート(2026年5月14〜29日)を実施。回答人数は1039人。
60歳以上のザイ読者アンケートによると、年金の受給開始時期は「変更なし」が最多で、その次に「繰下げ」が多い。一方、受給開始は64歳以下の層が厚く、一見、矛盾する。
しかし、これは通常の受給開始年齢が65歳へと引上げられる過渡期のため。本来は60代前半でもらえる世代が65歳まで遅らせた場合も、繰下げ受給に含まれている。
繰下げ派の選択理由は「労働収入などが見込めたから」がほとんど。繰下げによる増額を狙うには、60代でも働くことがカギとなりそうだ。
年金の受給は繰上げ派、繰下げ派?
繰下げ受給した人の率直な意見
厚労省調べでは、国民年金の受給権者は「繰下げ」よりも「繰上げ」が多い。一方、ザイ読者には増額が狙える「繰下げ」が人気だ。
【繰下げ受給した人の意見】
●70歳に繰下げ、住民税非課税世帯レベルまで収入を抑えた。その結果、国民健康保険の負担軽減や節税効果を実感できた。(新潟・70歳・男性)
●67歳まで働き、年金の一部を70歳に繰下げました。年金の増額で、生活に余裕ができた点は良かったです。その半面、税金や社会保険料などが増えたのは後悔材料です。(福島・74歳・男性)
●増額で物価高に対応できている。(京都・70歳・男性)
何歳から、年金を受取り始めた?(予定を含む)
繰上げ受給した人のリアルな意見も
年金の受給時期は66歳以上より64歳以下が多いといった結果に。そんな中、66歳以上の開始も195人と多い印象。通常の受給開始年齢が65歳以下だった人も回答しているため、64歳以下で開始した層が厚い。
【繰上げ受給した人の意見】
●いつ死ぬかわからないので63歳に繰上げしました。ただ、思いのほか少なくてちょっとショック。(新潟・64歳・男性)
●60歳で退職したため、繰上げに踏み切った。年金は、生活費・固定資産税・医療費などをカバーするのに十分足りている。ただ、繰下げによる増額率のほうが、株・債券の資産運用より利益率が良いので、その点では後悔もあった。(東京・77歳・男性)