過熱感の強い銘柄は
買う前に指標をチェック

財前 高梨さんは他の銘柄も積極的に売買していましたよね。成果はどうでしたか?

高梨 新高値を更新していた大同メタル工業を買いました。でも、買ったらすぐに株価は下落。結局、あらかじめ設定していた逆指値の値段まで下がって損切りに……。

ちょる子 新高値更新は資金が集まっている証拠なので、着眼点は素晴らしい!ただ、テクニカル指標の「RCI」は確認しましたか?

高梨 損切り後に確認したら、90%を超えていました(泣)。ハイテク株が下がると、逆に上がると聞いて挑戦したサンリオでも同じことをしちゃって……。

ちょる子 株価が急上昇した局面では、大口投資家が利益を確定することが多いんです。テクニカル指標で過熱感を見極めるのは、押さえてほしいポイントです。

高梨 三菱重工業では、RCIで割安な時に買って利益がとれました!今の相場は毎月、資金が入る業種が変わってリスクが高いと感じたので、ひとまず資産の半分以上を現金として残しています。

ちょる子 現金を多めに残しているのは大正解! 今は市場全体が荒いので無理に買わず、チャンスが訪れたら一気に投資するスタイルが大切です。損をしないように動くことが賢明ですよ!

反転狙いの売買で明暗
AI株急落では逃げ遅れ…

財前 夏のサングラス需要を狙って『Zoff』を運営するインターメスティックを買ったのですが、数日後に大幅下落(泣)。ただ、早めに損切りができたと思います。

ちょる子 ずるずる株価が下がる前に売ったのは、いい判断です!

財前 ソニーグループは2週間ほど保有し続けて1万円ほどのプラスで利益を確定しました。あとは、下落トレンドから反転したカナデビアも買いました。その後、下落したのですが、買値で逆指値を入れていたので結果的にプラスマイナスゼロとなりました。

ちょる子 ソニーグループは株価が反発しやすいボリンジャーバンドのマイナス2シグマ付近で買えていますね。2銘柄とも下落局面での反発狙いで、マイナスもなく上手な売買だったと思います!

綾部 私は6月中旬、キオクシアHDをはじめ、1単元の値段が高いAI関連株をいくつか単元未満で買いました。序盤はいきなり数万円の含み益が出ていたのですが、7月以降、AI関連銘柄が全体的にどんどん売られ始めて……。

ちょる子 あちゃー!それは典型的な逃げ遅れですね。

綾部 これらのAI関連株を持ち続けるべきか、売るべきかを迷っていて……!

ちょる子 率直に言うと、かなり厳しいかな……。今回の下落は業績が悪いのではなく、海外のハイテク株の下落に引っ張られているのが原因なので判断が難しい!

綾部 じゃあ、今すぐ損切りするべきですか?

ちょる子 まずは今後に控える米国の経済指標の発表を待ちましょう。そこでハイテク株に資金が戻ってくるかどうかです。ただ、今後は損切りラインは決めておくこと!