11位以降も高利回り株が続々!
家計を助けるクーポン・金券類も

優待+配当利回り4%超の優待株が39銘柄と大豊作!

●2026年1月~7月末の優待新設株の優待+配当利回りランキング(11位~40位)

●2026年1月~7月末の優待新設株の優待+配当利回りランキング(11位~40位)
順位 銘柄名
(コード)
優待内容
(権利確定日)
優待+
配当利回り
配当利回り 株価 最低投資額
11位 LAホールディングス(2986) デジタルギフト(12月末) 6.29% 6.11% 2847円 28万円
12位 パーク24(4666) 自社サービスの入会特典、カーシェアチケット(10月末) 6.25% 3.21% 2027円 20万円
13位 トランヴィア(545A) QUOカード(9月末) 6.10% 4.07% 983円 10万円
14位 LIFULL(2120) デジタルギフト、自社サービス利用特典(9月末、3月末) 6.05% 2.86% 235円 94万円
15位 ノザワ(5237) QUOカード(9月末) 6.00% 3.53% 1217円 12万円
16位 INCLUSIVE HD(7078) 子会社のECサイトで使える電子クーポン(5月末) 5.90% 0.00% 339円 17万円
17位 コーセル(6905) 北陸の特産品(5月) 5.88% 4.60% 1304円 39万円
18位 コラボス(3908) デジタルギフト(3月末) 5.87% 1.68% 358円 36万円
19位 フタバ産業(7241) QUOカード(9月末) 5.78% 4.00% 1125円 11万円
20位 ビーブレイクシステムズ(3986) デジタルギフト(6月末) 5.45% 3.35% 477円 14万円
21位 日本山村硝子(5210) 自社グループ関連商品(3月末) 5.38% 5.04% 2975円 89万円
22位 SBIリーシングサービス(5834) 暗号資産XRPのクーポンコード券(3月末) 4.98% 4.24% 2712円 27万円
23位 エクスモーション(4394) デジタルギフト(11月末) 4.92% 2.24% 559円 6万円
24位 トーモク(3946) QUOカード(3月末) 4.77% 3.68% 4615円 138万円
25位 丸文(7537) デジタルギフト(3月末) 4.76% 4.22% 1826円 18万円
26位 ウイングアーク1st(4432) プレミアム優待倶楽部ポイント(2月末、8月末) 4.73% 3.23% 3340円 33万円
27位 応用地質(9755) プレミアム優待倶楽部ポイント(12月末、6月末) 4.63% 3.86% 2853円 57万円
28位 セプテーニHD(4293) 電子マネーに交換可能なポイント(12月末) 4.58% 3.51% 513円 51万円
29位 日本農薬(4997) おこめ券(9月末) 4.51% 3.08% 1234円 12万円
30位 クラシル(299A) クラシルプレミアムの1年無料クーポン(3月末) 4.50% 0.00% 1280円 13万円
31位 AZ-COM丸和HD(9090) プレミアム優待倶楽部ポイント(9月末) 4.48% 3.63% 881円 35万円
32位 プレステージ・インターナショナル(4290) QUOカード(3月末) 4.48% 3.80% 737円 7万円
33位 IACEトラベル(343A) QUOカード(3月末) 4.44% 2.91% 1306円 13万円
34位 ASTI(6899) おこめ券(9月末) 4.41% 3.46% 2315円 46万円
35位 東陽テクニカ(8151) プレミアム優待倶楽部ポイント(9月末) 4.39% 3.55% 1974円 59万円
36位 日本カーバイド工業(4064) デジタルギフト(9月末、3月末) 4.27% 3.98% 3370円 34万円
37位 ワッツ(2735) 自社防災グッズ詰め合わせ(8月末) 4.27% 3.22% 715円 14万円
38位 AHCグループ(7083) デジタルギフト(11月末) 4.16% 1.10% 1090円 33万円
39位 イーレックス(9517) プレミアム優待倶楽部ポイント(9月末、3月末) 4.00% 2.49% 884円 27万円
40位 リケンテクノス(4220) QUOカード(9月末、3月末) 3.94% 3.19% 2663円 53万円

※株価は2026年8月26日終値。優待利回りは最低単元でもらえる優待の最高額(丸囲み文字の「長」がある場合、継続保有条件の最長期間)で計算した。初回の権利確定のみ贈呈金額などの条件が異なる場合は、通常時の優待内容で計算した。

 ここからは、「優待+配当利回り」が4%以上ある残りの株を、すべてランキング。トップ10を除く30銘柄のうち、デジタルギフト優待は9銘柄(セプテーニ・ホールディングスを含む)、QUOカード優待が7銘柄、プレミアム優待倶楽部ポイントが5銘柄を占めた。優待内容や「優待+配当利回り」が同じに見えても、配当単独の利回りはそれぞれ異なる。優待内容、利回りなどに加え、配当利回りも銘柄選びの参考にしよう。

 残りの9銘柄は、自社のサービスや商品を優待品とする企業が多い。12位のパーク24(4666)や30位のクラシル(299A)は自社サービスのクーポンなどがもらえる。パーク24はカーシェアの入会特典や利用時の支払いチケットで、自家用車を持たない人の普段使いや旅行利用などに便利。16位のINCLUSIVE Holdings(7078)の優待品は、自社グループのECサイト「下鴨茶寮」で使える電子クーポン。京料理や贅沢な肉・魚料理、おせちなどを扱っており、プチ贅沢に役立てられそうだ。

 29位の日本農薬(4997)と34位のASTI(6899)の「おこめ券」は、スーパーやデパートで米などの購入に使える金券だ。店舗によっては米以外の購入にも使える。おこめ券は1枚440円分で少額の買物にも使いやすく、家計を助ける優待だ。

制度が長続きしやすい!?
“シェア型株主優待”が登場

 利回りの算出が困難なためランキングには載らなかったが、2026年前半のトレンドとして「シェア型(山分け)株主優待」が多く登場した。シェア型株主優待とは、決まった株主還元総額を対象株主数で割り、1人当たりの優待額を決定する仕組みだ。割り算の分母となる株主数が増えれば利回りが下がり、反対に株主数が減れば利回りは上がる。

 事前にいくらもらえるか分からないのは、株主にとってはデメリットだ。一方、企業の負担に上限があるため、優待制度が破綻しにくい。カラダノート(4014)は優待新設時のリリースで、『株主構成の変化にかかわらず制度を安定的に継続する基盤を確保』するとし、優待を長く続ける意思を表明している。優待が長く続くことは、株主にとってのメリットになるだろう。

株主数の増減で優待利回りが変わる「シェア型株主優待」が増加中! 

●2026年1月~7月末にシェア型株主優待を新設した銘柄

●2026年1月~7月末にシェア型株主優待を新設した銘柄
銘柄名
(コード)
優待内容 権利確定日 優待+配当
利回りの参考値
配当利回り 株価 最低投資額
ソーシャルワイヤー(3929) デジタルギフト200株:継続保有半年総額1500万円(目安)÷対象株主数※株主還元総額は毎期見直し予定。 3月末 23.25% 0.00% 243円 5万円
D&Mカンパニー(189A) デジタルギフト300株:総額1000万円÷対象株主数=1口継続保有半年未満1口、半年以上2口※2027年5月末以降は、継続保有の条件はなく300株1口に統一。 11月末
5月末
14.97% 2.04% 980円 29万円
カラダノート(4014) デジタルギフト1000株:総額1500万円÷対象株主数※以降は1500万円をベース金額とし、取締役会で決定。 1月末
7月末
9.44% 0.00% 502円 50万円
アスア(246A) デジタルギフト200株:継続保有半年総額1000万円÷対象株主数※期初業績予想と同時に株主還元総額を発表。 12月末
6月末
7.91% 0.76% 921円 18万円
ロゴスホールディングス(205A) デジタルギフト200株:総額2000万円÷対象株主数300株:別枠で+1000万円÷対象株主数※2027年5月権利確定分は、2026年8月12日以前から株主であることが条件。2028年5月末以降は継続保有1年が条件に。 5月末 7.39% 5.28% 1682円 34万円

※株価は2026年8月26日終値。優待利回りの参考値は各社の最新リリースをもとに、最低単元でもらえる優待の最高額(丸囲み文字の「長」がある場合、継続保有条件の最長期間)で計算した。

 上記の表に、シェア型株主優待5銘柄の最新リリース等を元に、優待+配当利回りの“参考値”をまとめた。この参考値は、各社が直近で発表したリリース等の資料を基に、対象の株主数を推定して算出したもの。なお、5社とも優待品はデジタルギフトだ。ソーシャルワイヤー(3929)D&Mカンパニー(189A)の利回りがかなり高いが、これは推定に使った数字が優待新設前や新設直後の株主数で、それを元に計算しているため。株主数の増加により、実際の利回りはもっと下がっている可能性が高いので注意を。一方、カラダノートアスア(246A)ロゴスホールディングス(205A)は、すでに初回の権利確定を通過した。実績値を元に計算すると、3社とも優待+配当利回りの参考値が7%超に。いずれもランキングトップ10に入る利回りの高さで、投資を検討する価値はありそうだ。

 2026年前半も優待新設の動きは活発だった。優待株の選択肢がただ増えただけでなく、高利回り銘柄の豊作やシェア型株主優待の登場など企業の創意工夫が見られた。ランキングや最新トレンドを参考に、自身の投資スタイルに合う優待株を探そう! 

本記事は、2026年8月26日時点で、編集部が知りうる情報を元に作成しております。投資の最終決定は自己責任において行ってください。本誌及び本誌に登場する情報元を利用してのいかなる損害等について、出版社・取材・製作協力者は一切の責任を負いません。また投資や取引に関する質問や相談は取引先の金融機関や当該の企業等へお問い合わせください。