海外で活躍する日本人メジャーリーガーのように、国内外で活躍する日本の大型優良株を12銘柄ご紹介。AIの需要や利上げ、国策が追い風に。自動車・防衛・金融など、多様な分野の業績が拡大している。そこで各社の割安度やROEなど、様々な指標からプロが評価。攻撃力・防御力として、各社のデータをグラフ化した。(ダイヤモンドZAi編集部)
米国関税の影響があっても、世界的な需要は変わらず
まずは最強日本株の銘柄欄の見方を確認!
海外で活躍する日本人メジャーリーガーのように、国内外で活躍する大型優良株を紹介。まず「最強日本株の銘柄欄の見方!」について見ていこう。
1.選手データ

【人気度】アナリストの票数で評価。
【成長度】今期予想の営業利益の伸び率(対前期)で評価。
(5)20%以上と黒字転換(4)10%以上20%未満(3)5%以上10%未満
(2)0%以上5%未満(1)マイナス
【収益度】今期予想ROEで評価。
(5)15%以上(4)10%以上15%未満(3)7%以上10%未満(2)3%以上7%未満(1)3%未満
【割安度】今期予想PERで評価。
(5)10倍未満(4)10倍以上15倍未満(3)15倍以上25倍未満(2)25倍以上(1)マイナス
【安全度】直近の自己資本比率で評価。
(5)60%以上(4)40%以上60%未満(3)30%以上40%未満
(2)10%以上30%未満(1)10%未満
【利回り】今期予想の配当利回りで評価。
(5)4%以上(4)2.5%以上4%未満(3)1%以上2.5%未満(2)0%超1%未満(1)0%
2.株価チャート

3.業績

それではいよいよ第1位の発表だ。
1位に輝いたのは、トヨタ自動車!
2位には三菱重工業が続く
プロから支持が最も集まり、栄えある1位に輝いたのは、トヨタ自動車。
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まさに世界に誇る日本トップの自動車メーカーだ。前期は米国関税の影響で減益だったものの、レクサスの販売台数は2%増加。主力のハイブリッド車も4.4%増加するなど、世界的な需要にネガティブな変化はない。新車販売の好調ぶりだけではなく、点検・整備・修理などの販売後サービスでも継続的に収益を得ることで業績を支えている。
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「今期は関税や中東情勢、原材料価格の上昇などを織込んだ慎重な計画です。しかし、年間1000万台を超える生産台数の計画は高水準。関税などで短期的に利益が圧迫される局面があっても、稼ぐ力は依然として高く注目です」(志田さん)
株価は低調で、2026年5月以降はPBR1倍割れが常態化している。
「しかし、過去を振り返ると、トヨタ自動車をPBR1倍割れ水準で買った場合の勝率は高い。慎重な今期の業績予想が上方修正されたり、円安メリットが注目されたりする可能性もあり、今が絶好の買いタイミングです」(岡村さん)

前期は関税の影響が利益を抑えたが、主力のハイブリッド車は4.4%増。さらに、販売後サービスが成長し、業績を支えた。今期の生産計画は1000万台超と高水準のため、世界的な需要の強さに大きな変化はない。
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2位に選ばれたのは、三菱重工業。三菱グループの中核で発電・産業・航空宇宙の3事業が主力の会社だ。
ガスタービンのほか、防衛航空機、ミサイルなどの需要が伸び続けている。生産効率化も進み、4年連続で最高益の見通しだ。
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防衛、エネルギー、航空宇宙という国家の根幹を支える事業を担う。防衛予算拡大の追い風を受ける航空・防衛・宇宙事業も好調に推移。原子力関連設備や防衛品についても、中長期的な需要拡大が期待できる。
「防衛予算が拡大される期待が薄れたのか、今年前半の防衛関連株はさえませんでした。しかし、防衛予算の概算要求を受けて、年後半は株価上昇が期待できます」(小林さん)

加えて、AIブームを支えるデータセンター向けの電力需要拡大を背景に、ガスタービン事業が大きく成長。さらに、原子力分野でもエネルギー安全保障への関心の高まりによる恩恵を受けている。「複数の成長テーマを抱えているところが、中長期で注目できる理由」(志田さん)だ。
※データは2026年8月3日時点。