ダイヤモンドZAiの優待アナリスト・小林大純とともに株主優待の最新情報をチェック! 新設・拡充でよりオトクになった株主優待から、アナリストのオススメ株主優待株までお届けします。今回は8月17~31日の発表分を点検しますが、東京海上HDや豊田合成が優待を新設! 優待が増額されたGENDAや、必要額が下がった森永乳業などもご紹介します。(小林大純、ダイヤモンドZAi編集部)

●   8月後半の株主優待 新設・拡充リスト!(8月17~31日)

8月の株主優待 新設・拡充リスト!(8月17~31日)

 

8月の株主優待 新設・拡充リスト!(8月17~31日)
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 この記事をご覧いただきありがとうございます! ダイヤモンドZAi株主優待アナリストの小林大純です。この連載では月に2度、株主優待に関する企業の発表をまとめ、最新動向をお届けします。アナリストならではの視点をもとに、優待の最新トレンドを解説しつつ、新設・拡充でオトクになった銘柄やオススメ銘柄もご紹介。優待投資に役立つ情報が盛りだくさんですので、参考にしていただければ幸いです。

花王に続き、東京海上HDや豊田合成が優待新設!
東京海上HDは株式分割も、個人の「ファン株主」づくり

 さて、今回は8月17~31日に発表された株主優待の変更を確認しましょう。この期間は2社が優待制度を廃止する一方、6社が優待制度を新設しました。4~6月期の決算発表が一巡したタイミングですが、優待の新設は続いた格好です。

 株主優待を新設した企業の時価総額を見ると、100億円未満の企業が3社、100~1000億円の企業が1社、1000億円以上の企業が2社となっています。このところ優待新設が多かった100~1000億円の企業ですが、今回は日本カーボンの1社のみです。このクラスは10月から始まる新TOPIX(東証株価指数)の残留ライン上だと述べてきました。ただ、浮動株時価総額などを用いた判定は8月末時点が基準となるため、新TOPIX(東証株価指数)に残留するための優待新設は一服する可能性もありそうです。

 一方で前回の花王に続き、東京海上ホールディングス豊田合成といった大企業の優待新設が相次いでいます。特に注目を集めたのは東京海上HD。優待新設とともに、9月末基準で1→15株分割を実施すると発表しました。この大型株式分割によって、最低投資額は5万円台まで引き下がる見込みです。個人投資家のすそ野が拡大する中で、「ファン株主」づくりへの前向きな姿勢がうかがえる施策と言えるでしょう。

 大企業でも個人のファン株主づくりが急務となっている背景については、前回の記事(8月21日配信)をご参照ください。トヨタ自動車グループはここ数年で株式持ち合いの解消が進み、豊田合成が優待を新設したのも個人のファン株主づくりの一環ととらえられそうです。また2026年に入り、メガバンクでは三井住友フィナンシャルグループ、損害保険大手では東京海上HDが優待新設に踏み切りました。これらを受け、他の金融大手にも優待新設の動きが広がる可能性がありそうですね。

 さて、次ページでは東京海上HDや豊田合成の優待内容を確認し、オトクに投資できるか? どんな点に注意すべきか? などを徹底解説! また、今回の「アナリスト・小林のオススメ銘柄」はプロテインブームで注目のあの会社。株式分割で優待に必要な投資額が下がりました。ぜひ最後まで読んで優待投資に活用してください!