AI・半導体株が市場を席巻する一方、好調な投信に乗るべきか、分散を強めるべきか迷う人も多い。NISAで買える投信の基本を押さえつつ、オルカンや米国株だけに偏らない選び方、日本の配当株やインド株など分散先の考え方を、足元の相場動向と専門家の助言から探る。今、どんな投信を選ぶべきかを考えよう。(ダイヤモンドZAi編集部、イラスト=寺山武士)

「ダイヤモンドZAi」2026年10月号の「★★★の数を見るだけ!NISAで買っていい投信 ダメな投信がズバリわかる!投信格付243  2026年夏版」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

まずは確認
NISAで買う投資信託の基本

 まずは制度の違いを押さえたうえで、投信選びの基本を確認しておこう。

新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いをまとめた図。年間投資枠はつみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円で併用可能。非課税保有限度額は合計1800万円で、このうち成長投資枠は1200万円まで使える。つみたて投資枠は長期・積立・分散投資向けの投信が中心で、成長投資枠はより幅広い投信を購入できる。
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 つみたて投資枠は、長期の積立・分散投資に向いた商品が中心。一方、成長投資枠では、より幅広い投信を選べる。自分の投資スタイルに応じて使い分けたい。

 また、投資信託を選ぶ際は、過去の成績だけでなく、投資先や運用方針を確認することが大切だ。押さえたいポイントは3つ。

●    投信の「中身」を確認
●    成績がいい投信を選ぶ
●    投資先を分散する

投信選びの3つの基本を紹介した図。投資先の国や地域、運用方針など投信の中身を確認すること、過去の成績だけでなく投資対象や市場動向も見ること、国や地域、運用スタイルを分散することの重要性を示している。
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 複数の投資信託を購入する場合は、投資先の重複にも注意しよう。