NISAの「つみたて投資枠」で買える、コストが最安級のインデックス型投信を大紹介!
前回からコストの引下げを行った投信や新顔の投信も! 最新動向をチェック!(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンドZAi」2026年4月号の「投信格付240 2026年春版」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

インデックス型投資信託を選ぶポイントは
「連動する指数」と「信託報酬の安さ」!

 インデックス型とは、「日経平均株価」や米国の「S&P500」といった指数(インデックス)との連動を目指す投信のこと。日経平均なら日本、S&P500なら米国の株式市場全体の値動きを反映し、運用成果は市場平均と同程度になる。

 選ぶポイントは大きく2つ。一つ目は“どの指数に連動するか”だ。米国株のように投資対象が同じでも、指数によってカバーする範囲や算出方法は異なり、値動きにも差が出る。

 二つ目は“信託報酬(コスト)の安さ”。同じ指数に連動するなら、運用内容に大きな違いはない。だが、長期投資ではわずかなコストの差が利益に影響するため、なるべく安いものを選ぼう。

 新NISA開始時は激しかった信託報酬の引下げ競争も今は落ち着いているが、今回低コストの新顔も登場。

 ここでは、指数ごとにコストが最安級の投信を★3つとして掲載した。すでにインデックス投信を保有している人は、信託報酬を比べてみよう。0.1%程度の差であれば気にする必要はないが、それ以上の開きがあるなら乗換えも検討しよう。

※下表は左右スクロールできます。

全世界株

「除く日本」に最安の新投信が登場!

世界中の株に分散投資できる。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスが代表的な指数で、大・中型株を対象とする。日本を含むタイプと除くタイプがあるが、上昇率に大きな差はない。FTSEの指数は小型株までカバーしており、日本を含む。
主な指数 1年 3年 5年
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス 22.5% 111.5% 164.0%
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) 22.4% 112.5% 167.6%
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス 21.3% 106.5% 157.6%
順位 投信名/運用会社 信託報酬 純資産額 基準価額 販売会社
指数 MSCI MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス連動型の低コスト順
1位 楽天・プラス・オールカントリー楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド/楽天 0.05610% 6155億円 1万7200円 楽天その他
2位 オルカン eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)三菱UFJ 0.05775% 9兆420億円 3万3365円 SBI松井マネeスマ楽天Pay証moomoo日興野村三菱りそなその他
2位 Funds-i Basic 全世界株式(オール・カントリー)はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)/野村 0.05775% 1145億円 1万7301円 SBI松井マネ楽天野村その他
2位 Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス全世界株式/アモーヴァ 0.05775% 90億円 1万9386円 SBI松井マネeスマ楽天moomooその他
5位 ステート・ストリート全世界株式インデックス・オープンステート・ストリート 0.07480% 1億円 1万5571円 SBI松井マネeスマmoomooその他
指数 除く日本 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)連動型の低コスト順
1位 楽天・オールカントリー(除く日本)楽天・オールカントリー株式(除く日本)インデックス・ファンド/楽天 0.05610% 6億円 1万1626円 楽天
2位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)三菱UFJ 0.05775% 9504億円 3万3765円 SBI松井マネeスマ楽天moomoo野村三菱その他
指数 FTSE FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス連動型の低コスト順
1位 雪だるま(全世界株式)SBI・全世界株式インデックス・ファンド/SBI 0.10220% 3469億円 3万0998円 SBI松井マネeスマ楽天moomooその他

 世界全体の経済成長を1本で取込むことができるのが全世界型(オールカントリー)。NISAの初心者は、まずこのタイプから1本選んで投資するのもいいだろう。

 コストが最安なのは楽天・プラス・オールカントリー。また、同じ信託報酬0.0561%で日本株を除く楽天・オールカントリー(除く日本)が新規設定された。ただし、
どちらも販売会社は楽天証券のみ。ランクインしている投信は十分低コストといえるため、口座を開いた金融機関で購入できるものを選べばOKだ。

※データは2025年12月末時点。(新)は2025年7月以降に新規設定。信託報酬欄の「↓」は信託報酬引下げ。確定拠出年金専用やラップ口座専用は除く。指数の成績は配当込み、円換算ベース。販売手数料はつみたて投資枠では全て無料。販売会社の正式名称は「SBI」=SBI証券、「松井」=松井証券、「マネ」=マネックス証券、「eスマ」=三菱UFJ eスマート証券、「楽天」=楽天証券、「Pay証」=PayPay証券、「moomoo」=moomoo証券、「日興」=SMBC日興証券、「大和」=大和証券、「野村」=野村證券、「みずほ」=みずほ銀行、「三井」=三井住友銀行、「三菱」=三菱UFJ銀行、「りそな」=りそな銀行、「都」=都銀4行のいずれか、「ゆうちょ」=ゆうちょ銀行、「その他」=地銀や他の証券会社など。取扱いはIFAのみを除く。取扱いおよび販売手数料無料はネット注文のみを含む。手数料ありも積立は無料の場合がある。