デイリーZAi今日の注目株

◆今日の内容を10秒でチェック!

  • ・日経平均は4日ぶり大幅反発! 中東問題の再燃でAI関連に物色回帰
  • ・決算受け吉野家HDが上昇、ABCマートは下落、三菱マテは転換社債発行
  • ・7都県9地域に熱中症警戒アラート、「熱中症・猛暑対策」関連

【1】今日の株式相場&話題株 早わかり!
4日ぶり大幅反発! 中東問題の再燃でAI関連に物色回帰

【今日の相場】

 日経平均株価は4日ぶり大幅反発! 8日の米国市場ではNYダウが500ドル超下落。トランプ大統領がイランとの停戦について「終わったと思っている」と発言し、原油相場や長期金利が大きく上昇し株価の重石になった。一方、半導体などAI(人工知能)関連株には買いが入った。エヌビディアは、中国が同社製半導体の購入を国内企業に限定的に認める方針が好感された。東京市場でも半導体株が買われ、アドバンテスト東京エレクトロンキオクシアホールディングスが日経平均株価をけん引。一方、韓国総合株価指数(KOSPI)の不安定な動きや、明日にも控える国内指数連動型ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りへの懸念が上値を抑えたか、終盤にかけては上げ幅を縮めた。

 空運や輸送用機器、ゴム製品、繊維製品、不動産などが弱く、東証プライムの過半数の銘柄が下落した。なお、取引終了後に2026年8月期第3四半期(9~5月)決算を発表した「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングは、業績予想の上方修正を発表しており、明日の市場反応に注目だ。

主要指数(スマホでは左右スクロール可)

指数 終値 方向 前日比
日経平均 67743.85円 ↑↑ +924.80円
グロース250 715.54 +4.11
NYダウ 52348.39ドル ↓↓ -576.76ドル
8日
ナスダック 25870.652 +51.962
8日

■日経平均株価チャート/日足・6カ月

チャート提供:マネックス証券
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【今日の話題株】

エービーシー・マート(2670)

2592.0円(-332.5円)

2027年2月期の第1四半期(3~5月)営業利益は前年同期比8.3%増の203億円だった。会社計画は超過し、市場予想並みではあったが、国内の粗利益率が計画よりも大きく悪化。他社の販促強化に合わせた値下げが影響したようだ。7日にかけて年初来高値を更新していたこともあり、売りが膨らんだ

三菱マテリアル(5711)

3960円(-294円)

ユーロ円建ての新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行を発表した。2030年満期および2032年満期のCB発行金額はそれぞれ350億円、合計700億円。発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する潜在株式数の比率は10.3%。株価が転換価額の150%を一定期間超えないと転換できない、希薄化を抑制するスキームになっているものの、潜在的な希薄化や将来的な需給(売りと買いのバランス)悪化を警戒した売りが優勢になった。なお、調達資金は金属リサイクル事業を中心とする事業構造転換のための成長投資、財務体質の強化に充てる方針。

吉野家ホールディングス(9861)

3361円(+32円)

一時年初来高値を更新。2027年2月期の第1四半期(3~5月)営業利益は前年同期比140.8%増の25億円と、5.1%増を見込む通期計画に対して好発進となった。吉野家は「牛丼・油そばセット」「焦がしねぎ焼き鳥丼」などの新商品効果や販売施策で好調に推移し、はなまるうどんは、季節商品や値上げ効果が寄与。中国など海外も堅調だった。

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【2】木曜コーナー「今日の注目株」
7都県9地域に熱中症警戒アラート、「熱中症対策」万全に!

 今回は「熱中症対策」に注目したい。7日までの梅雨寒から一転、前日の東京では19日ぶりの真夏日となった。梅雨明けした近畿や九州北部では35度以上の猛暑日となる所があり、熱中症対策が急務となっている。関東甲信地方は梅雨明けの発表には至っていないが、梅雨明けは近いだろう。今のうちから暑さに体を慣らすほか、熱中症対策に向けた動きが活発化しそうだ。

東京は19日ぶりの真夏日、梅雨明けした近畿や九州北部は35度以上の猛暑日! 需要が高まりそうな「熱中症・猛暑対策」関連銘柄はこちら!
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 上の表には、注目の「熱中症・猛暑対策」関連銘柄を挙げた。ダイキン工業は、7月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「第12回 猛暑対策展」に出展し、暑熱対策に貢献する空調機器や周辺サービス、遮熱塗料、油圧機器などを組み合わせた統合的なソリューションを提案する。

 また、ダイキンは2026年度のルームエアコンの世界生産台数が過去最高の約903万台(室外機ベース)になるとの見通しを明らかにしたと報じられた。今回の生産回復には、インドや日本などでの拡販を織り込んでいるようだ。さらに、国内では、2027年4月からエアコンの新たな省エネ基準がスタートする。いわゆる「エアコン2027年問題」を控え、駆け込み需要なども増えているとみられる。

 積水ハウスは、パナソニックホールディングス傘下のパナソニックHVAC&CCと共同で、除湿熱交換型換気システム「SMART-ECS SARAWEL(スマート イクス サラウェル)」を開発し、8月3日から発売する。湿度の高い外気に含まれる水分を室内に取り込む前に抑え、温度や湿度を調整した空気を室内に取り込むことで、住まい全体のムシムシ感やベタつきの軽減が期待される。

 伊藤園は、盛夏期に好適な塩分とクエン酸を摂取できる熱中症対策飲料「冷」シリーズとして、梅の味わいを楽しめる「冷梅(ひやしうめ)」と、レモンの味わいを楽しめる「冷檸檬(ひやしレモン)」を販売している。大塚ホールディングス傘下の大塚製薬が展開する、凍らせて飲む「ポカリスエット アイススラリー」や、経口補水液「オーエスワン(OS-1)」なども、猛暑対策需要の高まりを背景に関心を集めそうだ。

■ダイキン工業株価チャート/日足・6カ月

チャート提供:マネックス証券
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