
◆今日の内容を10秒でチェック!
- ・日経平均は続伸…米半導体株高を引き継ぐ、中東懸念も後退
- ・ファストリ好決算ながら利益確定売り、7&iHDも軟調
- ・モロゾフ・丸善・ハナマサ・山岡家…7月の株主優待!
【1】今日の株式相場&話題株 早わかり!
続伸…米半導体株高を引き継ぐ、中東懸念も後退
【今日の相場】
日経平均株価は続伸! 9日の米国市場では主要株価指数がそろって上昇した。韓国SKハイニックスの米上場で公募株の需要が旺盛だったと伝わったほか、マイクロン・テクノロジーが設備投資を増額すると発表。これらを受けて半導体関連株に買いが入り、相場をけん引した。また、米中央軍がイランへの追加攻撃を完了したと発表。中東情勢をめぐる懸念が和らぎ、原油価格の下落や金利の低下も株買いにつながった。今日の日経平均株価はこうした流れから、前場に一時6万9374.86円(+1631.01円)まで上昇。ただ、取引終了にかけてETF(上場投資信託)の分配金捻出を目的とした売りが出るとの観測があり、やや伸び悩んだ。なお、片山さつき財務相は家計や年金基金による日本の金融資産への投資を後押しする考えを示した。
日経平均株価は週間で-1186.34円(-1.70%)。ハイテク株主導で上下に振れる展開が続いている。今後の見通しや投資戦略、それに注目銘柄については、週明けにX(旧ツイッター)の音声チャット「スペース」の配信で解説したい。
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主要指数(スマホでは左右スクロール可)
| 指数 | 終値 | 方向 | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 68557.73円 | ↑↑ | +813.88円 |
| グロース250 | 718.88 | ↑ | +3.34 |
| NYダウ | 52487.41ドル | ↑ |
+139.02ドル 9日 |
| ナスダック | 26206.890 | ↑↑ |
+336.238 9日 |
■日経平均株価チャート/日足・6カ月
【今日の話題株】
ファーストリテイリング(9983)
8万2110円(-3060円)
2026年8月期の第3四半期(2025年9月~2026年5月)決算を発表し、営業利益が前年同期比36.2%増の6143億円となった。通期の営業利益予想は7000億円から7300億円(前期比29.4%増)に上方修正。海外「ユニクロ」事業が業績をけん引し、アナリストらの評価も高かった。ただ、株価は8日に上場来高値8万8690円(取引時間中)を付けており、利益確定売りが出たようだ。
セブン&アイ・ホールディングス(3382)
2021.5円(-7.5円)
2027年2月期の第1四半期(3~5月)決算を発表し、営業利益が前年同期比61.4%増の1050億円となった。通期の営業利益予想は4050億円から4250億円(前期比0.5%増)に上方修正。原油価格の上昇や円安を背景に、海外コンビニエンスストア事業でのガソリンの収益が想定を上回った。ただ、小売事業の回復はなお途上として、慎重な見方を続けるアナリストが多かった。
三菱自動車(7211)
361.8円(+31.2円)
出資先の東京大学発スタートアップ、Highlanders(ハイランダーズ)とヒューマノイドロボット(人型ロボット)の共同開発や量産化に向けて基本合意書を締結したと発表。まずは自社工場でヒューマノイドロボットを活用し、2027年の早いタイミングで生産開始することを検討していく。AI(人工知能)を搭載したヒューマノイドロボットの社会実装が進むことに期待は大きい。

【2】金曜コーナー「今日の注目株」
モロゾフ・丸善・ハナマサ・山岡家…7月の株主優待!
今日は7月に権利確定を迎える人気の株主優待を確認しよう。7月優待の顔ぶれは中小型株が中心となるが、一般に知られた企業も多いので、投資する上での心理的なハードルは高くないだろう。また、「もらってうれしい」優待が揃っているので、特に1年を通じて優待を楽しみたい投資家は要チェックだ。
7月優待の定番と言えば、洋菓子店のモロゾフや書店の丸善CHIホールディングスだ。100株の保有で、モロゾフは同社商品1000円相当(半年以上の保有が条件、保有株数・期間に応じ増額やコース追加)、丸善CHIHDは丸善・ジュンク堂書店で利用できる商品券500円分(保有株数に応じ増額)がもらえる。また、レジャー・アクティビティでは日本駐車場開発の人気が根強い。時間貸し駐車場やレジャー施設で利用できる割引・無料券が受け取れる。2026年7月期にかけて16期連続増配を予定しており、配当利回りも3.5%と比較的高め。駐車場事業やスキー場事業、テーマパーク事業は中長期的に拡大していくことが期待されている。
スーパー「肉のハナマサ」を展開するJMホールディングス、ゲームセンター「GiGO」を展開するGENDA、物置で知られる稲葉製作所も7月の優待株に名を連ねる。JMHDはダイヤモンド・ザイ7月号で「優待Loveな達人18人が本気で選んだ」7月のイチオシ優待のトップに挙がった。200株以上でもらえる精肉関連商品の満足度が高く、100株からもらえる商品券も便利だという。ちなみに、ここまでに触れた銘柄は優待取得に必要な投資額が数万円~10万円台と少なめ。少額から優待投資してみたい人にとってはうれしい。
「ラーメン山岡家」が支持を集める丸千代山岡家については、週刊・電子ブック『ウィークリー・ダイヤモンドZAi』7月13日号(7月11日発売)で詳しく解説したので、気になる人はご一読を。また表外ではあるが、外食ならステーキ店のあさくまや居酒屋「鳥貴族」のエターナルホスピタリティグループも一度チェックしてみてほしい。
なお、権利確定日が7月末の株主優待の権利付き最終売買日は29日となる。優待が欲しい投資家は、この日の取引終了までに必要な株数などを確認した上で購入しよう。
(ザイ優待アナリスト 小林大純)
■JMホールディングス株価チャート/日足・6カ月
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