ZAi読者へのアンケートから、老後のお金事情のリアルを大公開! 資産2000万〜5000万円の層と2000万円未満の層の実態をまとめた。配当金や優待で生活費を補填しつつも、インフレ・医療費・固定費の上昇などを不安だとする意見が多数。働く人も珍しくなかった。やはり資産規模によって、老後の余裕度が大きく変わっていた。(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンドZAi」2026年8月号「インフレに負けない! 老後のお金計画アップデート大作戦」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

資産4000万円あっても働く人は珍しくない
取崩しに対する意見も

 老後2000万円で足りるのか? 金融資産2000万〜5000万円と、2000万円未満の人々の運用実態に迫る。

※ダイヤモンドZAi無料会員を対象にWebアンケート(2026年5月14〜29日)を実施。回答人数は1039人。

 じつは金融資産3000万〜4000万円くらいでは、60代後半〜70代で働いている人が少なくない。年間の配当・運用収入は100万〜150万円がボリュームゾーンだった。

2000万〜5000万円未満の運用実態は?
配当や優待を活用

金融資産3500万~4000万円
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●63歳でリタイア。65歳までは年金をもらわずに生活する予定。まずは預貯金の取崩し、株の売却などで生活している。まだ3カ月目で、現在はスイング&デイトレも実施。外食などの優待は無収入の今はありがたい。 (神奈川・63歳・男性)
金融資産3000万~3500万円
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●毎月いくらなど決めておらず、生活費口座の残高が足りなくなったら、株を売却するなどで補充。年に50万円くらいだが、配当額と同じくらいなので減っていない。 (三重・66歳・男性)
金融資産4000万~4500万円
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●株は、完全退職後の63歳から始めた。毎日5時間以上は市場のことを勉強しているので「ボケ防止」にもなっている。少額から始めたが、元本が4.7倍になった。(東京・69歳・男性)
金融資産2500万~3000万円
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●配当や分配金の約80%を生活費として引出している。そのうち約20%は冠婚葬祭などの臨時の出費用に貯蓄しているので、金融資産は、ほとんど減っていない。 (三重・73歳・男性)
金融資産3500万~4000万円
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●母が100歳まで生きたので長寿遺伝子を持っているかもと思うとあまり使えない。年金で暮らしたいが、車2台の経費、健康保険料、固定資産税などで年60万円は持ち出し。(栃木・77歳・女性)
金融資産2000万~2500万円
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●ボーナスの代わりに年に20万円×2回、税金や冠婚葬祭で足りない時も引出す。65歳からの国民年金と遺族年金合計で月20万円くらい。贅沢しなければ暮らせると思う。 (広島・62歳・女性)
コメと株主優待さえあれば!?
イラスト=小迎裕美子

【そのほか2000万〜5000万円未満の運用実態】

●大手銀行・総合商社などの高配当株2000万円から年90万円の配当がある。あと5年く
らいは時間を味方にして資産を増やしていきたい。(兵庫・70歳・男性)

●退職してから趣味に2000万円くらい使った。資産が目減りすれば、また
仕事か株で増やしてやろうと気合が入る。(山口・67歳・男性)

●生活費や医療費で
配当金や株の売却益を年150万円引出している。株の値上がりで資産額はそれほど減っていない。(栃木・70歳・男性)

●現在65歳で3000万円の金融資産があり、90歳まで生きる計算で毎月4万円を生活費として引出している。
投資で相当負けているので、今後は大きなトレードはしないつもり。(愛知・65歳・男性)