「国債より高い利率を狙いたい。でも、株ほどのリスクは取りたくない」。そんな人に注目してほしいのが地方債と社債だ。満期まで持てば原則として元本が戻る一方、人気の銘柄は募集開始後すぐに売り切れることもある。チャンスを逃さないために知っておきたい、それぞれの特徴や選び方、発行情報の集め方を詳しく紹介する!(ダイヤモンドZAi編集部)
個人が買える「地方債」
国債に次ぐ安心感で人気!
地方債は地方公共団体が発行する債券。国債に次ぐ安心感で人気だ。基本的に固定金利で、満期まで持っていれば元本が戻ってくる。
個人が買える地方債で、押さえておきたいのは下図の3種類。個々の自治体が発行する個別債と、複数の自治体が一緒に発行する共同債、そして地域住民や在勤者向けのミニ公募地方債だ。
覚えておきたい地方債の種類3つ
● 個別債(全国型市場公募地方債)
特定の都道府県や政令指定都市が個々に発行。発行額は数百億円程度で、最低購入単位は1万円が多い。
● 共同債(共同発行市場公募地方債)
特定の都道府県や政令指定都市が共同で発行するため、発行額は大きめ。最低購入単位は10万円が基本。
● ミニ公募地方債(住民参加型市場公募地方債)
地域住民や在勤者向けの債券。発行額はかなり小さく、数十億円規模が多い。市町村でも発行できる。
ミニ公募地方債は購入対象者が地域住民などに限定されるが、個別債と共同債は基本的に誰にでも買うチャンスがある。
個別債は5年と10年もの、共同債は10年ものがメイン。同じ期間の個人向け国債と比べると、利率は地方債の方がやや高めだ。