慎重な業績予想を出す企業が多いなか、第1四半期から早くも通期計画を上方修正する企業が相次いでいる。中古品需要を取り込むトレジャー・ファクトリー、生体認証技術が注目されているNEC、AIサーバー需要が追い風の日東電工。さらなる上振れも期待される3社に迫る。(ダイヤモンドZAi編集部)
第1四半期で早くも上方修正!
さらなる業績上振れが期待できる3社
今回注目するのは、第1四半期で早くも通期計画の上方修正を発表した企業だ。日本企業は通期計画を慎重に見積もる傾向があり、期中の進捗がよくても計画を据置くことが多い。
その中で、早々に上方修正を発表したということは、業績の勢いに対して経営陣が自信を持っている証だ。
そんな数少ない企業のなかから、プロが選んだ注目の3社を紹介する。具体的にみていこう。
トレファク、物価高を追い風に好調
既存店売上57カ月連続前年超え
インフレ下で中古品需要が高まるなか、リユース店を展開するトレジャー・ファクトリーの業績が好調だ。
売上と各利益の高進捗を背景に、営業利益の計画を期初時点から約3億円増額。さらに配当予想も2円増額した。
気温上昇の天候要因で、衣料品などの夏物商材の需要が前倒しとなったほか、エアコンの買替え需要も強いという。
既存店と前期出店店舗が売上を伸ばし、売上総利益率も上昇。第2四半期以降も強い需要が見込まれ、同業他社と比べた資本効率の高さと成長余地も魅力だ。