◆今日の内容を10秒でチェック!
- ・日経平均は大幅続落、ハイテク中心にほぼ全面安で一時2300円安
- ・「ドンキ」のパンパシが決算で下落…エムスリーはオアシスが買い増し
- ・高配当株5社の株主総会を徹底取材「減配・不適切取引・株価低迷」を株主が問う!各社の回答は?
【1】今日の株式相場&話題株 早わかり!
大幅続落、ハイテク中心にほぼ全面安で一時2300円安
【今日の相場】
日経平均株価は大幅続落! 18日の米国市場では主要株価指数がそろって3日続落した。トランプ大統領はイランとの間で協議の予定は一切ないと発言、中東情勢が混迷する中、NY原油先物相場は約3週間ぶりの高値を付け、30年物国債利回りは19年ぶりの高水準まで上昇。AI(人工知能)インフラ関連を中心に売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は-4.98%と急落した。国内でも半導体関連を中心に売りが広がり、日経平均株価は一時6万5133.98円(-2326.75円)まで下落。前日にかけて連日で30年ぶりの高さを記録していた10年物国債利回りの上昇は一服していたが、株価は終日軟調だった。
古河電気工業やキオクシアホールディングスが10%超下落するなどAIインフラ関連が軒並み急落。東証33業種のうち上昇は医薬品と海運だけだった。相場が崩れる中、これまで株価が堅調だった銘柄にも利益確定売りが広がり、銀行株も大幅に下落。東証プライムの7割強が値下がりとなった。
|
主要指数
| 指数 |
終値 |
方向 |
前日比 |
| 日経平均 |
65326.42円 |
↓↓ |
-2134.31円 |
| グロース250 |
742.28 |
↓↓ |
-15.91 |
| NYダウ |
53343.40ドル |
↓ |
-116.38ドル18日
|
| ナスダック |
26289.711 |
↓↓ |
-355.20018日
|
|
■日経平均株価チャート/日足・6カ月
チャート提供:マネックス証券
拡大画像表示
【今日の話題株】
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)
814.1円(-101.4円)
2026年6月期の営業利益は前の期比7.7%増の1748億円だった。プライベートブランド(PB)の売上構成比拡大や免税売上の粗利率改善などが寄与。2027年6月期は2.4%増の1790億円、1株あたり配当は年10円(中間3.5円・期末6.5円)と24期連続増配の予定。ただ、見通しは市場予想を下回った。買収したOlympicグループは先行投資で50億円の赤字計画。Olympicは来期には黒字転換し、2031年6月期には営業利益120億円を目指す。2035年6月期までに株主還元6000億円などの資金配分方針も示した。
エムスリー(2413)
1732.5円(+37.0円)
「物言う株主(アクティビスト)」として知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントによる保有割合が10日時点で5.03%→6.26%へ拡大したことが分かった。6日に発表した決算を受けて株価は急落していたが(8月7日号)、10日にオアシスの大量保有が判明し、その後の株価は回復。経営改善や株主還元の強化、MBO(経営陣が参加する買収)への思惑が高まっているようだ。
ソフトバンクグループ(9984)
5227円(-603円)
出資先の「チャットGPT」を開発した米オープンAIの4~6月期の売上高は前年同期比で18%増の67億ドルだったと報じられた。先んじて、「クロード」を開発した競合である米アンソロピックの4〜6月期の売上高は115億ドルを超えたと伝わっていた。競争激化により、来年と予想されている新規株式公開(IPO)前の黒字化が遠のいたとの懸念が高まっている。
ダイヤモンドZAi ゴールドプラン限定
【2】有料会員限定コンテンツを試し読み!
※ここでは有料会員限定記事の一部を無料公開しています。
高配当株は、持っているだけで安心なのか。日本製鉄の減配と巨額買収、KDDIの不適切取引、NTTとセブン銀行の株価低迷、三菱UFJフィナンシャル・グループの増配――人気5社の株主総会で飛び交った厳しい質問と経営陣の回答から、数字だけでは見えない「株主還元への本気度」を読み解く。(ダイヤモンドZAi編集部、写真=Adobe Stock)
「ダイヤモンドZAi」2026年9月号の「株主総会32社 2026 直撃レポート!」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。
高配当だけで選んで大丈夫?
人気5社の株主総会で見えた「還元力」
人気の高配当株では、株主還元への姿勢を探る質問に注目したい。日本製鉄はUSスチールの買収費用がかさむが、下限配当を設定し還元重視を示した。
また、業績絶好調の三菱UFJフィナンシャル・グループでは、ステーブルコインの活用など、未来を見据えた対話が行われた。
対して、株価がさえないNTTやセブン銀行、子会社の不適切取引が発覚したKDDIでは株主の不満が噴出!いくら高配当であっても、不祥事防止や株価対策の行く末を見つめる、株主の目は厳しい。
減配でも下限配当を明示
日本製鉄
拡大画像表示
前期は大幅減益となり、年間配当は8円減配の24円に。しかし、これを31年3月期までの下限配当と位置づけた。2026年7月6日時点の配当利回りは4%台超となる。
例年、議長の橋本英二会長は会場中央の手前を質疑で指名する傾向があるらしく(実際、当日もかなり偏っていた)、「狙って座った」と、誇らしげに発言する株主も現れた。
質問 大幅な減配について、詳しく説明してほしい。
回答 USスチール買収による一過性の取得費用がかさんだためだ。そんな中でも、直近5年間の累計配当性向が約30%となるレベルを意識して、24円の配当を提示した。
質問 負債が大きく増えているが、内訳を知りたい。財務の健全性に問題はないのか?
回答 USスチールの買収額と、USスチールが元々持っている有利子負債を合わせて、2026年3月期末の連結有利子負債は5兆円水準となった。しばらくはフリーキャッシュフローの赤字が予想されるが、買収後の利益貢献で回収していく。
質問 自由貿易の時代が終わったと捉えて「地産地消」の海外展開を急いでいるが、国内事業はどうなる?
回答 現時点で国内の生産規模を落とす予定はない。一強体制をさらに強固なものにしていきたい。国内の人口減少などに伴う将来的な見直しは否定できないが、研究開発の拠点は日本になると考えている。
質問 目指すべき世界標準の労働生産性とは?
回答 現在は1人あたり年約850トンの製品を作っている。しかし、韓国や中国の大手競合は1200トン。まずは1人あたり年1000トンを目標にして追いつきたい。
経済ジャーナリストの和島英樹さんは、「高関税で守られた米国内で、高級鋼板を生産できるようになるUSスチールの買収は、成功する確率が高いとみる。下限配当を設定しており、高配当株として魅力的」と分析する。
🔒
この記事の続きは
ダイヤモンドZAi ゴールドプラン限定です
ゴールドプランに登録すると、「貯める」「増やす」「使う」を実践に移すための会員限定コンテンツをお読みいただけます。
-
✓ 注目銘柄、テーマ株、NISA活用法など実践的な投資アイデア
-
✓ 誌面と連動したランキング、銘柄診断、深掘り特集
-
✓ 投資初心者にもわかりやすい「お金の増やし方・守り方」
ゴールドプランに登録して続きを読む
すでに会員の方は ログインして続きを読む
【3】ダイヤモンドZAiからのお知らせ
最新号
ザイ10月号は明日8月20日(木)発売!
最強日本株87銘柄
第1特集は「最強日本株87銘柄 2026年夏版」。
2026年後半の有望株をプロ21人が厳選。「大型優良株」「AI・半導体株」「10万円未満株」「小型10倍株」「高配当株」「出遅れ株」の6部門の最強日本株を厳選。そして、桐谷さんセレクトの「株主優待株」も紹介しています。
もう一つの特集は「投信格付243本」。市場の変動が激しくなっていますが、あなたの投資信託は持ち続けていても大丈夫? ザイ独自の評価ポイントで定点チェックしましょう。また、別冊付録「iDeCo入門」第2回目は「働き方別×年代別の必勝法」です。
その他の注目特集はこちら!
・人気株20銘柄の売り・買い診断も!「最新好決算株31」
・桐谷広人さん特別インタビュー「大病で変わった仕事&人生観」
・年前半の上がった株・下がった株を検証!「下がった大型株10銘柄の売り買い診断」
現在、予約受付中です! ぜひご購読を。
\20ページ超の立ち読み可!今号の表紙は女優のんさんです!/
好評発売中!
ザイ編集部が作った投資本の新刊2冊
『一番売れてる月刊マネー誌 ザイが作った「暗号資産」入門』
ザイの入門シリーズに「暗号資産」入門が新登場。儲かる5つの法則や勝てるチャートパターンなどを徹底解説! ビットコイン初心者の方に手にとってほしい、「わかりやすさ」と「実践」を両立させた決定版です。
『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った新NISAで買うべき株&投信77 2026年度版』
2026年のNISAで「買うべき株や投信」を知りたい人のための本。減配しない優良配当株や株価数倍を狙う大化け期待株、超低コストのインデックス型投信など、オススメの株&投信を大紹介しています。
毎週月曜 昼12:10頃
Xスペースで“ココだけの話”配信中!
ザイアナリスト小林が「デイリーZAi」の見どころや株式市場の動向を解説! ココだけの話も聞けるかも……。X(旧ツイッター)の音声チャット「スペース」で配信しています。ダイヤモンド・ザイ編集部のXアカウントをフォローし、配信をお待ちください。アーカイブ再生も可能です!
8月10日の配信を聴く
|