NISAの「つみたて投資枠」で買える、低コストのインデックス型投信が集結! オルカンや米国株型と組合わせることで分散が狙える、日本株型や新興国株型も要チェック。(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンドZAi」2026年10月号の「投信格付243」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

インデックス型投資信託を選ぶポイントは
「連動する指数」と「信託報酬の安さ」!

 インデックス型投信は、指数に連動する成績を目指す。日経平均なら日本、S&P500なら米国の株式市場全体に投資するイメージだ。

 商品選びで最も重要なポイントは、どの指数に連動するかだ。例えば、同じ米国株の括りでも、S&P500とNYダウではカバーする個別株の業種や数が異なる。指数の選択次第で、長期の成績に大きな差が出やすい。指数の特徴を理解した上で、過去の成績を参考に選ぼう。

 次に見るべきはコスト(信託報酬)の安さ。同じ指数に連動する商品なら、低コストの投信ほど実入りが増える。長期投資するなら、なるべく信託報酬が安いものを選ぼう。

 ここでは、指数ごとにコストが最安級で、★3つの評価を付けている投信を掲載。コスト競争が一段落し、直近6カ月で信託報酬を引下げた投信はなかった。

 これから積立を始める人は、掲載した投信の中から選べばOK。すでにインデックス投信を保有している人は、信託報酬を見比べてみよう。0.1%以上の開きがあるなら乗換えの検討を。

※下表は左右スクロールできます。

全世界株

オルカンは純資産額が10兆円超に!

世界中の株に分散投資できる。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスが代表的な指数で、大・中型株を対象とする。日本を含むタイプと除くタイプがあるが、上昇率に大きな差はない。FTSEの指数は小型株までカバーしており、日本を含む。
主な指数 上昇率
1年 3年 5年
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス 39.7% 95.4% 152.2%
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) 39.4% 95.8% 153.3%
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス 39.3% 92.8% 147.7%
順位 投信名/運用会社 信託報酬 純資産額 基準価額 販売会社
指数 MSCI MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス連動型の低コスト順
1位 楽天・プラス・オールカントリー楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド/楽天 0.05610% 9284億円 1万9593円 楽天
2位 オルカン【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】三菱UFJ 0.05775% 12兆7439億円 3万8017円 SBI松井マネeスマ楽天Pay証日興野村三菱地銀その他
2位 Funds-i Basic 全世界株式(オール・カントリー)はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)/野村 0.05775% 1644億円 1万9711円 SBI松井マネeスマ楽天Pay証野村地銀その他
2位 Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)アモーヴァ 0.05775% 121億円 2万2089円 SBI松井マネeスマ楽天地銀その他
5位 ステート・ストリート全世界株式インデックス・オープンステート・ストリート 0.07480% 4億円 1万7723円 SBI松井マネeスマ楽天その他
指数 除く日本 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)連動型の低コスト順
1位 楽天・オールカントリー(除く日本)楽天・オールカントリー株式(除く日本)インデックス・ファンド/楽天 0.05610% 57億円 1万3206円 楽天
2位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)三菱UFJ 0.05775% 1兆2027億円 3万8365円 SBI松井マネeスマ楽天Pay証日興野村三菱地銀その他
指数 FTSE FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス連動型の低コスト順
1位 雪だるま(全世界株式)SBI・全世界株式インデックス・ファンド/SBI 0.10220% 4307億円 3万5566円 SBI松井マネeスマ楽天地銀その他

 1本買うだけで世界の経済成長を取り込めると人気なのが全世界株型(オール・カントリー)だ。コストが最も安いのは楽天・プラス・オールカントリーだが、取扱いは楽天証券のみ。複数の金融機関で買える投信としては、オルカン【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】が最安となる。

※データは2026年6月末時点。確定拠出年金専用やラップ口座専用は除く。指数の成績は配当込み、円換算ベース。販売手数料はつみたて投資枠ではすべて無料。販売会社の正式名称は「SBI」=SBI証券、「松井」=松井証券、「マネ」=マネックス証券、「eスマ」=三菱UFJ eスマート証券、「楽天」=楽天証券、「Pay証」=PayPay証券、「日興」=SMBC日興証券、「大和」=大和証券、「野村」=野村證券、「みずほ」=みずほ銀行、「三菱」=三菱UFJ銀行、「りそな」=りそな銀行、「ゆうちょ」=ゆうちょ銀行、「地銀」=地方銀行、「その他」=上記以外の証券会社・銀行など。