新NISAを始めたいけれど「何を買えばいいかわからない」、すでに投資しているけれど「今のままでいいのか不安」――そんな人は、まず新NISAの2つの枠で買えるモノの違いを押さえることが大切です。「つみたて投資枠」は長期の積立投資向け、「成長投資枠」は株や投信、ETF、リートなどを幅広く買える枠。この記事では、それぞれの特徴や使い分け、投資経験や資産状況に合わせた“買うべきモノ”の考え方をわかりやすく解説します。(ダイヤモンドZAi編集部)
新NISAで買えるモノを
まずはチェックしよう!
2つの枠でそれぞれ変えるモノが違う
3年目となる新NISA。しかし「何を買えばいいのかわからない」という人は多いのではないでしょうか。始めたけれど、このままでいいのか不安、投資はこれが初めて。そんな人もいるはずです。
でも大丈夫! 株や投信の選び方から具体的なオススメまで、ガッチリ紹介します。
まずはキホンのキとして、“そもそも新NISAでは何が買えるのか”を確認しましょう。新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの“枠”があり、それぞれ買えるモノが違います。2つの枠は、同時に使うことができます。
ただし、1年間に投資できる額と、生涯で投資できる額で、それぞれ上限があることに注意。たとえば生涯で投資できる最大利用可能額1800万円のうち、「つみたて投資枠」で1000万円を使うと、「成長投資枠」で使えるのは800万円となります。買うモノを選ぶ際には、その点も頭に入れておきましょう。
「つみたて投資枠」は長期の積立投資に特化
「つみたて投資枠」で買えるモノは、株式型のインデックス投信(投資信託)とバランス型投信がメイン。それも、金融庁が定める条件を満たした約340本に限定されています。
長期の積立投資向きの投信に、絞り込まれているのです。投資方法も、積立のみとなっています。
アクティブ投信なども一部買えますが本数はわずか。株式は対象外です。
資金や投資目的に合わせ、2つの枠を使いこなそう!
| 投資できる額 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資額 | 120万円 | 240万円 |
| 最大利用可能額 |
1800万円 合計で 最大 1800万円 |
1200万円 |
| 買える モノ 投資 方法 |
積立のみ | 積立も一括もOK |
| インデックス投信 |
○ インデックス投信は
株式型のみ※1 |
○ 投資対象の
制限はなし※2 |
| バランス型投信 |
○
|
○
|
| アクティブ投信 |
△ 対象は約30本のみ
|
○
|
| 株式 |
×
|
○ 日本株も
外国株もOK※3 |
| ETF |
△ 対象は8本のみ
|
○ 国内上場の多くが
対象※2 ※3 |
| リート |
×
|
○
|
- ※1 そのうちさらに、信託報酬が一定水準以下、販売手数料がゼロなど金融庁が定める条件を満たすもの。
- ※2 信託期間20年未満、毎月分配型、高レバレッジ型(ブルベア型など)は対象外。
- ※3 整理銘柄や監理銘柄は対象外。
「成長投資枠」は基本“何でもアリ”
一方、「成長投資枠」では、株も投信も幅広く買えます。投信は、毎月分配型などを除く2000本超が対象です。株は上場しているほぼすべての銘柄が購入可能。口座を開いた金融機関が扱っていれば、米国株などの外国株や、不動産に投資するリート(REIT)、株と投信の中間的な金融商品であるETF(上場投資信託)も買えます。
「成長投資枠」は投資方法も自由です。投信の積立も、自分が好きなタイミングで好きな金額分を一括で買うスポット購入もできます。