◆今日の内容を10秒でチェック!
- ・日経平均は大幅反落…ハイテク株に売り、中東緊迫化や円安進行も
- ・決算のディスコ急落、愛媛銀行「いよぎんHDと経営統合」観測
- ・インフレに負けない!利益の成長とともに将来の配当がぐんぐん増える株9選
【1】今日の株式相場&話題株 早わかり!
大幅反落…ハイテク株に売り、中東緊迫化や円安進行も
【今日の相場】
日経平均株価は大幅反落! 23日の米国市場では主要株価指数がそろって続落した。特にAI(人工知能)への巨額投資への懸念から主力ハイテク株が売られ、前の日に決算発表したアルファベットは-6.89%となった。また、中東情勢の緊迫化で原油価格が一段高となり、金利が上昇したことも相場の重石となったようだ。今日の東京市場はこうした流れを引き継ぎ、ハイテク株を中心に売りが先行。日経平均株価は下げ幅を大きく広げ、後場には6万4201.03円(-2221.57円)まで下落する場面があった。売買代金上位ではキオクシアホールディングスなどが大幅安。為替相場は一時1ドル=164円に迫る水準まで円安が進んだ。
日経平均株価は週間で+470.03円(+0.73%)となった。ただ、ハイテク株の不安定な値動きが続く上、中東情勢の緊迫化や円安進行も気がかりになってきた。来週は日米の金融政策決定会合や決算発表などの重要イベントが目白押し。相場見通しや投資戦略、注目銘柄については週明けにX(旧ツイッター)の音声チャット「スペース」の配信で解説したい。
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主要指数
| 指数 |
終値 |
方向 |
前日比 |
| 日経平均 |
64611.15円 |
↓↓ |
-1811.45円 |
| グロース250 |
686.12 |
↓↓ |
-13.40 |
| NYダウ |
51711.65ドル |
↓ |
-506.93ドル23日
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| ナスダック |
25137.692 |
↓↓ |
-553.21123日
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■日経平均株価チャート/日足・6カ月
チャート提供:マネックス証券
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【今日の話題株】
ディスコ(6146)
6万890円(-8520円)
半導体製造装置。2027年3月期の第1四半期(4~6月)決算を発表し、営業利益が前年同期比42.2%増の490億円となった。上期(4~9月)の営業利益は33.0%増の1049億円との見通しを示したが、市場予想を下回ったことが売りを誘ったようだ。ただ、会社予想は保守的な傾向があり、AI(人工知能)関連需要で堅調な業績を前向きに評価する声も多かった。
愛媛銀行(8541)
2794円(+286円)
2027年4月をメドにいよぎんホールディングスと経営統合する方向で最終調整しているなどと報じられた。会社側は取引開始前に「本日開催の当行取締役会に付議する予定」と発表。船舶融資の拡大などが期待されたようだ。3月にはしずおかフィナンシャルグループと名古屋銀行、5月にはあいちフィナンシャルグループと三十三フィナンシャルグループの経営統合が発表されている。
KOA(6999)
2782円(+288円)
抵抗器などの電子部品。2027年3月期の第1四半期(4~6月)決算を発表し、営業利益が前年同期比70.2%増の8億5100万円となった。通期の営業利益予想は従来の28億3000万円から53億6000万円(前期比47.0%増)に上方修正。AI関連機器向けや産業機器向けの需要が堅調に推移しているという。年間配当も1株あたり39円から63円(中間・期末とも31.5円)に増額した。
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「利益が成長し、将来配当が増えていくような企業を選びましょう」と山和証券の志田憲太郎さんは語る。今が低利回りでも、将来の増配で利回りが上昇する銘柄を選ぶことが重要。利益と配当がともに着実に成長している銘柄に注目しよう。そこで増益と増配の好循環にあり、配当利回りにも期待できる9銘柄を志田さんが選んでくれた。(ダイヤモンドZAi編集部)
「ダイヤモンドZAi」2026年9月号「インフレに勝てる! 上がる&増える 高配当株143」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。
業績と配当が着実に伸びている!
現在の利回りは低くても将来の増配期待を追う!
日本の10年国債の利回りが上昇中だ。リスクゼロで2.8%程度の高い利回りが得られる中、高配当株をどう選ぶべきか迷う人も多いだろう。
そこで山和証券の志田憲太郎さんに、現在の相場環境に適した高配当株の選び方を教えてもらった。「配当を安定して出すだけの成熟しきった会社は避けたい」と言う。
「利益が成長し、将来配当が増えていくような企業を選びましょう。今の配当利回りが3%だとしても、5年後には7%、10年後には10%のように、買い値で見た利回りが上がっていく銘柄です。債券を保有する以上にインフレ対策になり、株価の上昇も狙えます」
利益と配当の2ケタ成長が続いている銘柄
東京海上ホールディングスに注目!
わかりやすい例が東京海上ホールディングスだ。
【8766 東京海上ホールディングス】
出典:「東京海上グループの経営戦略 2026年5月26日」
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前期まで、10年間の1株あたり当期利益の平均成長率は12%と高い。その利益を源泉に配当の年平均成長率は19%を誇る。もし3年前に株価3000円・利回り3.3%で買ったとすると、買い値で見た現在の利回りは8.2%に上昇している。その間、株価も右肩上がりだ。
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国内損害保険の首位であり、航空や海上などの専門性の高い保険に強い。事業利益の約7割を稼ぐ海外が成長の牽引役。安定成長の日本、最大の保険市場の米国、保険需要が拡大する新興国とバランスよく利益が成長している。
イラスト=てぶくろ星人
今期の予想増配率も12%と依然高く、今後も毎期10%以上の増配が期待できる。自社株買いも積極的に実施しており、株価の下支えに。2035年にROE17%以上を目指す。海外の保険大手と比べてもトップクラスであり、その利益成長が1株配当の高い成長率に直結している。
このような、利益の増加とともに、将来の増配も期待できる銘柄を志田さんがセレクト。いずれも直近4〜5年の年平均の増益率と増配率がともに2ケタで、今後もさらなる成長が見込まれる株だ。
※データは2026年7月3日時点。「累」は累進配当、「D」はDOEを配当方針として採用。
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