iDeCoは、始める前に知っておきたいルールが意外と多いもの。「いくらから?」「いつ買い付け?」「掛金は変えられる?」――そんな疑問をそのままにしないために、拠出最低額や商品の配分、運用開始までの流れ、引き落とし日、金額変更やボーナス月の増額まで、6つのポイントに絞ってわかりやすく解説します。(ダイヤモンドZAi編集部、イラスト=宗 誠二郎)

「ダイヤモンドZAi」2026年10月号別冊付録の「一番売れてる月刊マネー誌ザイが作ったiDeCo(個人型確定拠出年金)入門」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

iDeCoを始める前に
6つの疑問をわかりやすく解説

 「いつから運用が始まる?」「掛金は変えられる?」など、いざiDeCoを始めようとすると迷いがちな疑問をQ&Aで解説します。


 

Q1
掛金はいくらから?

A 最低5000円から。1000円単位で設定できる。

 掛金は月額最低5000円からで、1000円単位で自由に設定できます。

 「就職したばかりで5000円でも負担だ」と感じる人もいるかもしれませんが、少額でも加入しておくと将来の「退職所得控除」の金額を増やせるメリットがあります。

 また金額は後から変更できるので、収入の変化にあわせて増減できます。まずは無理のない範囲で始めましょう。


 

Q2
複数の商品を積み立てられる?

A 複数の商品に分散でき、割合も決められる。

 iDeCoでは、複数の商品を自由に組み合わせて運用できます。選び方は毎月の掛金に対し、どの商品を何%ずつ購入するかという割合(合計100%)を1%単位で指定します。

資産配分の例(海外株投信30%、日本株投信30%、米国株投信15%、元本確保型15%、保険10%)の円グラフと『自分で決めるのか…』と悩む女の子のイラスト。
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 たとえば最低額の月5000円であっても、日本株型投信に50%(2500円)、外国株型投信に30%(1500円)、保険商品に20%(1000円)とすることもOK。自分でその比率は決められます。

 リスクを抑えるために、特徴の異なる商品を組み合わせるのもアリ。定期預金のような元本確保型はiDeCo以外で貯めるなど、資産全体で考えるのもおすすめです。