シニア向けの割引やポイント優遇を行っているドラッグストアチェーン
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| ドラッグストア名 | 対象日(毎月) | 特典内容 | 条件・必要なもの |
|---|---|---|---|
| マツモトキヨシ | 15日・16日・17日 | 対象商品が5%割引 | 満60歳以上でシニア専用カードをレジで提示 |
| ココカラファイン | 15日 | 5%割引 | 年齢が確認できる公的証明書(運転免許証など) |
| ウエルシア | 15日・16日 | ポイント3倍(WAON POINT / Vポイント) | 満60歳以上で「シニアパスポート」を発行 |
| ツルハドラッグ | 15日・16日・17日 | お会計から5%割引 | 満60歳以上でシニアマーク付きのポイントカードを提示 |
| スギ薬局 | 15日・16日・17日 | お会計から5%割引(Goハッピーデー) | 満60歳以上スギ薬局アプリでクーポン提示 |
| ドラッグイレブン | 15日・16日・17日 | お会計から5%割引 | 満60歳以上シニアマーク付きのポイントカードを提示 |
「大手のドラッグストアは、どのチェーンも似たようなシニア割引を行っています。さらに、ドラッグストアの場合だと、独自のポイントデーを設けていることも多いため、シニア割引との組み合わせでさらにおトクになるケースもあります。ただし、安くなるからといって必要以上に買いすぎてしまい、逆に無駄遣いになってしまうこともあるので気を付けてください」
外食は「食べ放題」のあるお店と
「すかいらーくグループ」が狙い目
外食でシニア割引が適用さるのは、食べ放題のプランが多いという。和田さんが代表例として挙げてくれたのは、満60歳以上が対象の『しゃぶしゃぶ温野菜』と、満65歳以上が対象となる『牛角』だ。どちらも食べ放題で500円割引が適用される(年齢が確認できる身分証の提示が必要)。
また、『しゃぶしゃぶ温野菜』では、秋の敬老の日のシーズンに「60歳以上は食べ放題が平日半額」や「休日1000円割引」といった破格の期間限定キャンペーンを公式アプリ会員限定で行うことがある。秋の時期には公式アプリをチェックしてみよう。
食べ放題以外で注目なのが『すかいらーくグループ』の「プラチナパスポート」だ。60歳以上であれば無料で発行可能で、『バーミヤン』、『ジョナサン』、『ガスト』などの12ブランド、全国約2100店舗の人気ファミレスで、店内飲食やテイクアウトの支払いが5%割引になる。
「しかも本人だけでなく、店内飲食の場合は同伴者の会計も含めた1会計全体が割引対象になるんです(同伴者は60歳未満も含めて5人までが割引の対象)。無料で発行できますから、60歳以上なら絶対に保有していたほうがいいと思います。しかも、これは通年で使えます」
ほかにも、大人気の回転寿司チェーン『スシロー』も、60歳以上を対象としたシニアカードを発行していて、平日限定で店内飲食代が5%割引きになる(60歳未満も含めて同伴者も対象)。
スーパーや外食のシニア割引は、大半の店舗で会計をする人がシニアなら会計全部が対象となる。自分がシニアではなくても、家族や仲良しのシニアと一緒に買物や飲食に行くことで、全体の支払いがおトクになるので、積極的に活用しよう。
映画・カラオケのエンタメ系や
「USJ」にもシニア割がある!
エンタメ系のシニア割引も見逃せない。映画については、『TOHOシネマズ』が60歳以上を対象にシニア料金を設定しており、通常の大人料金2000円程度に対して1400円でチケットを購入できる。また、『イオンシネマ』は55歳以上が対象で、条件によっては1100円〜1300円になることも。また、イオンシネマには夫婦で観ると、鑑賞料金が2人で2400~2600円になる「夫婦50割引」のようなプランも存在する。
カラオケでは『ビッグエコー』が60歳以上でルーム料金が10%引き。『ジャンカラ』は毎月第3・第4火曜日にルーム料金が半額になる。対象年齢は55歳以上と、シニア割の条件がほかのものと比べてゆるやかだ。
「テーマパークであれば、『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)』は65歳以上で入場料金が1割引きになります。和歌山県にある『アドベンチャーワールド』は65歳以上で500円割引です。『江戸東京博物館』に関しては、65歳以上だと、毎月第3水曜日に常設展示の観覧料が無料となります。自治体が運営する動物園、博物館、水族館、公営プール、ジムなどではシニア割が適用される施設が多いので、お住まいの地域を調べてみてください」
交通は「ジパング倶楽部」が超おトク!
旅行はWEBサイトの活用がカギ
旅行などで遠出する際の交通費をどう抑えるかは、誰しもが頭を悩ますことだろう。和田さんが真っ先に挙げたのが、JRの『ジパング倶楽部』だ。
「『ジパング倶楽部』はかなりおトクです。年会費は3840円かかりますが、65歳以上が入会可能で、全国のJR線の運賃が2〜3割引になります。東京から大阪まで1往復するだけで、年会費分の元が取れるのでかなりおトクです」と和田さんは言う。
JR西日本には『おとなび』(50歳以上)や、JR東海には『50+(フィフティプラス)』(50歳以上)も存在し、こちらは無料で会員になれる。
「無料で会員になれるんだったら、とりあえず入っておいて損はありません。あと気を付けて頂きたいのが、例えば『JR東海ツアーズ』のようなパッケージ旅行のほうが、シニア割よりも割引率が高くておトクな場合もあります。ただ移動するだけならJRのシニア割を活用すべきですが、旅行のためであればパッケージで用意されているものと比較してみるべきでしょう」
また、JR東日本には「大人の休日俱楽部」がある。年会費は有料だが、50~64歳が対象の「ミドル(年会費2624円、初年度無料)』がJR東日本とJR北海道線が5%割引に。65歳以上が対象の「ジパング(年会費4364円)』は、 全国のJR線割引に加え、JR東日本とJR北海道線が30%割引に。他にも会員限定の乗り放題の企画や、割引商品が多いので、特に東日本や北海道への旅行が多い人は要チェックだ。
※細かい諸条件は各社ホームページで確認。
航空機も、JAL・ANA・スカイマーク・スターフライヤーなどの大手・中堅航空会社がいずれもシニア向け割引を設けている。共通して多い特徴は「当日の空席がある場合に割引運賃が適用される」という点だ。下記の表を参照して、適用される割引を確認してほしい。
航空会社のシニア向け割引プラン
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| 航空会社 | プラン名 | 対象年齢 | 予約・購入のタイミング | 特徴・備考 |
|---|---|---|---|---|
| ANA | シニア | 満65歳以上 | 搭乗当日 | インターネットやアプリから当日予約が可能。 通常運賃より最大60%以上安くなることも。 |
| JAL | 当日シニア割引 | 満65歳以上 | 搭乗当日 | 当日に空席がある場合のみ利用可能。 空きがあればクラスJなどへのアップグレードも可。 |
| スカイマーク | シニアメイト1 | 満60歳以上 | 前日〜搭乗当日 | 60歳から使えるのが大きな強み。 前日から予約できる。 |
| AIRDO | DOシニア65 | 満65歳以上 | 搭乗当日 | 北海道発着路線がメイン。 当日予約で通常運賃の半額以下になるケースも。 |
| ソラシドエア | 65歳からのシニア割 | 満65歳以上 | 販売開始日~搭乗当日 | 九州・沖縄路線がメイン。 通常より60%以上お得になることも。 |
| スターフライヤー | スターシニア | 満65歳以上 | 2カ月前~搭乗当日 | 羽田〜九州(北九州・福岡など)がメイン。 |
| FDA(フジドリーム) | シニア割 | 満60歳以上 | 搭乗の前日まで | 60歳から利用可能。名古屋や静岡など 中部地方拠点の路線に強み。 |
| 天草エアライン | 3日前からのシニア割 | 満65歳以上 | 搭乗日の3日前から | 当日ではなく3日前から席を確保できるため、 予定が立てやすいのが魅力。 |
「ホテルについては『じゃらん』や『楽天トラベル』などの旅行予約サイトを活用するのが賢い方法です。ホテルが各々のシニア割プランを予約サイトに掲載していることが多いからです。つまり、ホテルに直接連絡して予約するより、旅行サイト経由のほうがシニア向けのお得なプランを見つけやすいケースが多いということです」
日常の移動に関わるバス・タクシーでも、シニア割が充実している。東京都では『シルバーパス』(70歳以上の東京都民が対象)があり、バス(都営および民営20社)や都営地下鉄などが利用できる。
「料金は所得に応じて異なりますが、東京の都営交通等が利用できるシルバーパスは基本的に年間1万2000円です。頻繁にバスや電車に乗る人は十分元が取れます。また、大阪市では『敬老パス』(70歳以上・大阪市内在住が対象)があり、大阪の地下鉄メトロとニュートラム、大阪シティバスが1乗車あたり50円で利用できます。会費のようなものは不要で、条件を満たせば使えるので、大阪市内在住の70歳以上の方は持っていたほうがいいですね」
どこまで乗っても50円という点は、特に外出が多い人には大きなメリットだ。タクシーについては、65歳以上や70歳以上を対象に5%程度の割引を設けているタクシー会社が多いという。
「シニア割引=最安値」ではない!
比較・検討する習慣を持とう
最後に、和田さんから重要な注意点を教えてもらった。シニア割引はあくまで選択肢の一つであり、必ずしも最安値とは限らないという点だ。
「カラオケやドラッグストアで誰でも使えるクーポンのほうが安いということもあります。例えば、ドラッグストアなどで5%割引になるシニア優待より、1500円以上購入で150円引きのクーポンのほうが割引率が高いといった場合です。シニア割との併用ができれば理想ですが、どちらか一方しか使えない場合は比較と検討が必要です」
シニア割引の活用は、日常のちょっとした積み重ねで大きな節約につながる。まずは自分がよく使うスーパーやドラッグストア、映画館がシニア優待を設けているかを確認するところから始めてみよう。年齢条件を満たしているなら、無料で入れるカードや会員制度への登録は今すぐできる第一歩だ!
※シニア割引には対象外商品が指定されているなど、企業・店舗ごとに細かなルールが設定されていることがあります。詳細は店頭やホームページ等で確認してください。
本記事は2026年8月1日時点で知りうる情報を元に作成しております。本記事、本記事に登場する情報元を利用してのいかなる損害等について出版社、取材・制作協力者は一切の責任を負いません。投資は自己責任において行ってください。