世界のIT大手が巨額投資を続けるAIデータセンター。巨大な計算工場の中をのぞけば、電力、冷却、光通信、サーバーラック、AI半導体など、日本企業が強みを持つ技術や部材が次々と見えてくる。成長市場の恩恵を受けるのはどの企業か。注目の3分野と「儲かる銘柄」の手がかりを図解でわかりやすく解説する。(ダイヤモンドZAi編集部)
AIの巨大計算工場では
日本企業の製品が活躍中!
AI・半導体関連の本命株を探すなら、「AIデータセンター」に注目だ。
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従来のデータ保管施設が「情報を預かる場所」だったのに対し、AIデータセンターは、膨大な計算をこなす最先端のインフラ。AIの学習や推論のための巨大な計算工場ともいえる。
AIデータセンターでは、半導体や通信機器、電源、冷却装置など、幅広い製品が使われている。AIサーバーは電力消費と発熱が大きいため、「欠かせないのが電力の供給と冷却のための装置です」と和島さんは指摘する。
電力関連は、日立製作所、三菱電機など。AIサーバーを冷やす冷却関連はダイキン工業などに商機が広がる。
ここで重要な技術が「光電融合*」。ラック同士、サーバー同士、データセンター同士が連携して計算するため、従来の銅線では速度や電力効率に限界がある。
その課題を解決する技術として注目されるのが、光ファイバー関連のフジクラ、古河電気工業、住友電気工業だ。
電力・冷却・光通信などの主な関連銘柄は、最終ページの一覧で紹介する。
*コンピューターの内部回路を、できるだけ電気を使わず光でつなぐことを目指し、省電力かつ低遅延を実現させる技術。