生成AI相場の主役は、本当に巨大IT企業だけなのか。AI関連株で好成績を上げたファンドマネジャーは、次の成長分野として「半導体」と「電力」に注目する。半導体やデータセンター、発電・送配電に流れ込む巨額資金は、どの企業に恩恵をもたらすのか。日本の関連株に訪れる「大化け」チャンスと、AI相場の次の主役を語る。(ダイヤモンドZAi編集部)
AIに投資する企業より
巨額資金が流れ込む企業を狙え!
AI相場の次の主役はどこにいるのか。
ニュートン・インベストメント・マネジメントのモンティ・コリさんが注目するのは、AIに巨額投資を行う企業ではなく、その資金が流れ込む半導体・電力関連企業だ。
AI革命を支える
「半導体」と「電力」

モンティ・コリさん
BNY傘下の資産運用会社であるニュートン社で『米国製造業株式ファンド』などのリード・ポートフォリオ・マネジャーを務める。ジョンズ・ホプキンス大学での電気工学理学士号、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得。
私は、AI革命はまだ序章にすぎないと考えています。生成AIの普及で注目を集めるのはエヌビディアなどの巨大IT企業ですが、次の主役は、その裏側でAIを支える「半導体」と「電力」の関連企業でしょう。
そもそもAIを動かすには、半導体だけでなく、それを収めるデータセンター、大量の電力、発電設備まで必要です。
半導体売上高は今後も拡大が見込まれ、データセンター増設で電力需要も急増しています。半導体と電力インフラの重要性は、さらに高まるとみています。
私が運用する『米国製造業株式ファンド』は、こうした流れを捉え、S&P500を上回る成績を上げています。AIは期待先行のテーマではなく、企業の生産性を高める技術革新です。
ただ、私が注目するのは、AIに投資する大手ITではなく、その巨額の投資資金が流れ込む企業です。