「高利回りは魅力でも、一つの用途や銘柄に偏るのは不安」――そんな人に注目してほしいのが、複数の不動産に分散するJリートとETFです。物流施設と住宅、オフィスを組み合わせて安定分配を目指す2銘柄に加え、約2000円から市場全体へ投資できるETFまで、初心者にも選びやすい3本の実力と魅力を紹介します。(ダイヤモンドZAi編集部)

 「ダイヤモンドZAi」2025年12月号別冊付録の「Jリート入門」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

分散投資で安定を狙う!
注目Jリート、まずは2銘柄

 複数のタイプに投資して、リスクを分散させたい人は、1銘柄で2タイプ以上に分散投資できる、複合型や総合型を検討しましょう。

「実は、何に投資しているかわかりにくいという理由から、優良な不動産を保有しているにもかかわらず、割安に放置されている銘柄が多いです」(アイビー総研の関大介さん)

 ただし、割安感だけで飛びつくのはNGです。必ず、保有資産の内訳を確認しましょう。

 値上がり益や増配を狙うなら、物流施設やオフィスといった、成長性の高いタイプを主軸にしている銘柄がおすすめ。関さんが注目するのは、これから紹介する2銘柄です。

オフィスと住宅に分散
平和不動産リート投資法人

 1つは、複合型の平和不動産リート投資法人。保有資産はオフィスと住宅で、ほぼ半々です。

「業績は絶好調で10年以上連続で増配しています。安定感はバツグンなのに分配金利回りは5.2%台と割安です」(関さん)

オフィスと住宅をほぼ半々で保有する平和不動産リート投資法人(8966)の紹介。価格15万800円、分配金利回り5.27%、時価総額1887億円。10年以上の増配実績や内部留保の厚さが特徴で、価格推移グラフと業績表を掲載。
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注目ポイント!
オフィスと住宅をほぼ半々で保有し、用途を分散。厚い内部留保も、今後の分配金を下支えする材料になる。