日本株をリードする5分野はどれだ!? 日経平均株価が上昇していても、全銘柄が同じように上がるわけではない。二極化は続くだろう。そこで19人のプロに、2026年後半の日本株の焦点を聞いた! 注目テーマや相場を読むポイントを押さえ、今後の投資戦略に生かそう! 政府の17分野への巨額投資も、要チェックだ。(ダイヤモンドZAi編集部)
上がる分野の本命はAI!
狙いは5大成長テーマ、プロがズバリ解説
日経平均が上昇しても、全銘柄が同じように上がるわけではない。
シティグループ証券・株式ストラテジストの阪上亮太さんは「業績の強弱で明暗が分かれる“K字型”の二極化が続く」とみており、売上高と利益率を伸ばせる企業を選びたい。注目分野は5つだ。

1つ目は、AI・半導体。なかでも、日本企業が高い世界シェアを持つ材料・部品は注目度が高い。
[データセンターの電力機器不足] データセンター向け電力機器の不足は、2025年秋から海外で報じられているが、日本企業の説明会では目立った言及がない。今後、供給制約が顕在化するか注視したい。
[AIの半導体需要] AI半導体需要が長期的なメガトレンドであれば、関連株には上昇余地がある。ただし、期待先行による過熱や将来の供給過剰には注意。
[金利上昇&半導体株の行方] 長期金利の上昇が重荷となるが、半導体株の底打ちや中長期の業績拡大への期待も強い。
AI投資が拡大する中、「シリコンウエハーなど、目立たないが半導体製造に欠かせない企業に注目」(ダイヤモンドZAiアナリスト・仲村幸浩さん)だ。
2つ目は、ロボットなどのフィジカルAI。

AIが「モノを動かす」分野へ浸透してきている。工作機械やロボットなど「フィジカルAI」への注目が高まっている。「AIの普及には大量のハードへの投資が必要で、製造業が強い日本に有利」(ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト・井出真吾さん)だ。
[AI社会の本格到来] 生成AIの活用が本格化し、AI社会がいよいよ到来。日米の先端企業に加え、クラウドAIからエッジAI、フィジカルAIへと裾野が広がり、投資対象も多様化しそうだ。
[骨太の方針] 積極財政や東証改革で日本株の魅力が高まる。骨太方針のAI・半導体、防衛など17分野に注目し、財源や金利上昇、円安への耐性を見極めたい。