投資は気になるが、元本割れが怖い――。そんな初心者の有力な選択肢が、1万円から買える個人向け国債だ。半年ごとに利子を受け取れ、満期には額面で償還。発行から1年たてば中途換金もできる。金利上昇局面で注目したい商品の選び方から、購入前に押さえたい注意点、資産形成に役立つ活用法までをわかりやすく解説する!(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンドZAi」2024年11月号の「金利上昇でアツイ!利子で儲ける!あつまれ!元本確保型商品」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

利子を受け取り、満期を待つだけ!
株とは違う「債券」の2つの魅力

固定3年の個人向け国債を100万円購入すると、半年ごとに利子を受け取り、満期に元本100万円が戻る仕組み
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 個人向け国債の活用法を学ぶ前に、まずは債券の仕組みと魅力を押さえておこう。

 そもそも債券を買うということは、株と同じように、資金を集めたい国や企業に投資するということだ。

 ただ、株とは異なる特長が2つある。

 1つは、満期まで待てば、発行時の額面で戻ってくる「償還」があることだ。基本的に額面は投資元本と同額なので、元本割れの心配がない。

 2つめは、投資する時点で利子が約束されている点だ。株の配当は決算次第で、金額や支払回数が増減する。

 一方、債券は事前に利率も支払回数も決まっているので、上図のように満期までにもらえる利子を簡単に見通せる。ちなみに、利子を受け取るときには20.315%の税金が差し引かれる。