老後の定期収入源を、今からコツコツつくる。投資歴25年の桶井道さんが実践するのは、高配当株ETFの「じぶん積立」だ。忙しい会社員でも続けやすい手動積立のコツから、ETFを選ぶ5つの条件、オススメ&注目の日米ETF5本も紹介。分配金を味方につけ、自分に合ったETF投資を始めよう!(ダイヤモンドZAi編集部)
ETFはマイル―ルでラクに!
「じぶん積立」なら続けやすい
2020年に47歳で退職。現在の資産は1.8億円+年間配当240万円(手取り)。親の介護をしながら、物書きとして第二の人生を満喫中。
ブログ「おけいどんの適温生活と投資日記」
「1本で分散投資が効くETFの運用はなるべくラクチンにして、個別株の分析に労力を割きたい。なので、ETFはシンプルな積立派です」と話すのは、投資歴25年のベテラン投資家・桶井道さん。
ただ、ETFは投信と違って、指定の金額ピッタリで自動積立するサービスが普及していない。そのため、手動で積立てる必要がある。続けるコツは、最初に「毎月何日に、いくら買う」というマイルールを決めることだという。
「予算を決めても、毎月の購入額を一定にはできません。基本的にETFは金額指定ではなく、株のように数量指定で買うからです。ETFの取引単位は『口』で、多くは1口、または10口単位で注文できます。予算に近い額になるように、自分で口数を指定しましょう」
発注もとことんラクして、成行注文することがほとんどだ。「値動きが激しい小型の個別株の成行注文は、思わぬ価格で約定する可能性も。しかし、ETFなら、その心配は小さいです」
老後の定期収入源に!
ETFを選ぶ理由
桶井道さんがETFを買う理由は、老後の定期収入源をつくるためだ。
「積立投資で資産を効率的に増やすという観点では、投信の方が有利だと考えています。分配金を出さず、再投資に回す投信が多いからです。
一方で、老後の生活費にしたい場合は運用資金を取崩さないといけません。私は、今より歳をとった自分が計画的に取り崩せるか疑問に思っています。
そこで、基本的に配当や利子を分配金として出すETFを活用。老後の生活に必要な額を分配金でもらえるようにしておけば、運用資金の取崩しを考えずに済みます」