投資信託は、買って終わりではない。好成績だった商品も、市場環境が変われば評価は動く。2026年4月号でおすすめした9本は、その後どうなったのか。格付けを落とした投信もある一方、長期では合格ラインを維持している。1年・3年・5年の成績と下落時の強さを検証し、長期投資で意識したい「運用スタイルの分散」を考える。(ダイヤモンドZAi編集部)
おすすめ投信9本のその後を検証
運用スタイルも分散を
前回のおすすめ投信9本について、その後を検証しよう。
世界株・米国株の人気アクティブ型投信23本の1年・3年・5年の成績をチェック。さらに、好成績を維持できているか、相場下落時に踏ん張れているかも評価する。
◆2026年4月号でおすすめした投信
日本株型
● 選球眼[キャッシュフロー経営評価オープン]/三井住友トラスト
● 初くん[明治安田セレクト日本株式ファンド]/明治安田
● カレラ 日本小型株式ファンド/カレラ
世界株型
● 東京海上・宇宙関連株式・ファンド(為替ヘッジなし)/東京海上
● ディープAI[AI(人工知能)活用型世界株ファンド]/AM-One
● キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカICA/キャピタル
新興国株型
● イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド/イーストスプリング
● ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド/大和
● ピクテ新興国インカム株式ファンド(1年決算型)/ピクテ
全体的に指数を上回る好成績のものが多いが、一部の投信で短期・中期の順位が低下。初くん、ダイワ・ダイナミック・インド株F、ピクテ新興国インカム株式Fの3本は格付けが★2つとなった。
ただ、それらも長期の成績では良好な水準を維持しており、下がりにくさも優秀だ。
市場環境の変化で、運用スタイルによる有利・不利が出るのは致し方のないところ。長期投資なら、今後の成績動向を注視しつつ、長い目で判断したい。
言い換えると、いま波に乗っている投信も、今後に不利な運用環境となる可能性は十分にある。AI・半導体関連が牽引する現在の相場が、いつまで続くかは分からない。
投資先の地域だけでなく、運用のスタイルも分散するのがおすすめだ。
次ページで、上述のおすすめ9本の格付け、1年・3年・5年の成績を詳しく見ていこう。