東証は2026年10月にTOPIX算出ルールを厳格化する。時価総額の小さい浮動株、主に中小型株の約800銘柄を除外する予定だ。2026年8月末を基準とし、10月末に初回の入替え。2028年7月まで段階的に実施される。市場では短期的な買い材料が増える可能性がある。当落線上の銘柄には、一層の注目が集まるだろう。(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンドZAi」2026年9月号「インフレに勝てる! 上がる&増える 高配当株143」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

東証の「新基準」で株価対策を講じそうな会社
指数除外の瀬戸際の銘柄に注目!

マーケットコメンテーターの岡村友哉さん

「東証のTOPIX算出ルールの新基準導入も、高配当株投資のチャンスです」(マーケットコメンテーターの岡村友哉さん)

 その理由を解説する前に、TOPIXの新基準の概要を説明しよう。新基準の導入は2026年10月からで、その要点は「今よりも厳選された銘柄のみを対象とする」こと。つまり除外される銘柄が続出するのだ。

 除外されるのは主に浮動株(固定株主以外が保有して、市場で常に売買されている株式)の総額が小さい中小型株。約800銘柄が除外される大改革となる予定だ。

 スケジュールは、まず2026年8月末を最初の基準日とする。そして10月の最終営業日(30日)に新基準に基づいた第1回目の銘柄入替えが実施される予定だ。