元フジテレビアナウンサーで、2025年3月に退社。「27年のアナウンサー人生の大半がスポーツ実況でしたね」と語る、現在はフリーの西岡孝洋さん。“タワマン愛好家”としての顔も持つ。タワマンを中心に“わらしべ式”で買替えを繰り返し、住替えを重ねながら資産を築いてきた。そのユニークなおカネの考え方とは?(渡辺賢一、ダイヤモンドZAi編集部)
フリーアナウンサーであり、タワマン愛好家
新しいことに挑戦するため、局アナからフリーに
──西岡さんと言えば、フジテレビのスポーツ実況アナウンサーとして大活躍されたのが印象的です。
オリンピックやサッカーW杯など、数多くの国際試合を実況しました。情報番組や、報道番組を短期間担当したこともありますが、27年のアナウンサー人生の大半がスポーツ実況でしたね。
──2025年3月にフジを退職されています。何がきっかけだったのでしょうか?
ひと言で言えば、やりたいと思っていたことをやり尽くしたという達成感があったからです。金メダルの瞬間を何度も実況するなど、スポーツアナ冥利に尽きる経験をたっぷりさせていただきました。そのうえで、50歳を目前にして、今度は何か新しいことにチャレンジしてみようと一念発起しました。
“現状維持は退化!”
一流選手の言葉に発奮
──いつごろから転職を考えていたんですか?
じつは、10年ほど前から何となく考えていました。38歳ぐらいの時に、「スポーツ実況を中心にやってきたけど、このままでいいのだろうか?」と、キャリアに迷いを感じてしまったんです。
それから、資格の勉強に励み、宅建や行政書士、FP1級など8つの資格を取得しました。
──本業が忙しいのにスゴい。
フィギュアスケートの髙橋大輔(たかはし・だいすけ)さんや、サッカーの本田圭佑さんなど、仕事で接した一流スポーツ選手たちの言葉に刺激を受けたことが、モチベーションにつながりました。特に「現状維持は退化だ!」という彼らの考え方は、発奮を促してくれましたね。つねに新しいことに挑戦し続けないと退化してしまうのではと思って、必死で頑張りました。
スポーツ実況以外の“武器”として、おカネや不動産の仕組みをわかりやすく伝える力も身に付けたいと思ったことがきっかけです。