iDeCoは、どの金融機関で始めても同じではありません。毎月の手数料、投資信託のラインナップ、サポート体制には差があり、選び方を誤ると長期運用の負担になります。口座開設後に後悔しないために、ネット証券大手5社を比べながら、金融機関選びで必ず確認したい3つのポイントをわかりやすく解説します。(ダイヤモンドZAi編集部)

「ダイヤモンドZAi」2026年9月号別冊付録の「一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った iDeCo(個人型確定拠出年金)入門」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

iDeCoの金融機関選び
確認したい3つのポイント

 iDeCoを始めるためには、窓口となる証券会社や銀行などの金融機関を、どこか1社だけ選ぶ必要があります。

 どこで口座を開いても同じだと思われがちですが、実は選んだ金融機関によって、手数料が違ったり、選べる商品の品揃えが異なったりします。

iDeCoの金融機関選びで確認すべき3点を解説する図。運営管理手数料が無条件で0円か、信託報酬の低い投資信託が揃っているか、コールセンターなどのサポート体制が充実しているかを確認する。
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 もちろん、後から金融機関の変更もできますが、時間や手間がかかります。また、口座移換手数料が4000円以上かかるケースもあるので、慎重に選びたいものです。

iDeCo特有のコストを
確認しよう

 iDeCoの手数料で注意が必要なのは、運用時に毎月かかるコストです。国民年金基金連合会に105円(2027年1月から120円)と信託銀行への66円は、どこの金融機関で口座を開いても共通です。

 一方で、金融機関に支払う運営管理手数料に関しては金融機関が独自で決められます。これは、もちろん無料のところがベストです(ネット証券大手5社は無料)。

iDeCoでかかる手数料の内訳。加入時は国民年金基金連合会に2,829円、金融機関に0~1,000円程度。運用時は毎月、信託銀行に66円、国民年金基金連合会に105円、金融機関に0~500円程度。給付時は受け取りごとに信託銀行へ440円かかるため、運営管理手数料が無料の金融機関を選ぶよう勧めている。
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